「風間公親-教場0-」初回、風間(木村拓哉)の緊迫感健在 瓜原(赤楚衛二)へ“不合格”伝えた言葉に「響く」の声

【モデルプレス=2023/04/10】俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系新月9ドラマ『風間公親-教場0-』(毎週月曜よる9時~)が10日、初回30分拡大でスタート。木村演じる風間公親に反響が寄せられている。<※ネタバレあり>

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◆木村拓哉主演「風間公親-教場0-」

原作は、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品。今作は、『教場』(2020年)、『教場Ⅱ』(2021年)で風間(木村)が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。

木村のほか、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太らも出演する。

◆瓜原(赤楚衛二)、風間(木村拓哉)から不合格突き付けられる

常に冷静で厳しい姿で指導する県警本部捜査一課の刑事指導官である風間。地域課の制服警官だった瓜原潤史(赤楚)はそんな風間とバディを組み、刑事の基礎を叩き込まれることになった。

心優しい性格を持つ瓜原は、自分流の捜査方法で容疑者に寄り添いながら接するも、犯人の決定的な証拠を掴むには至らず、一度で逮捕することに苦戦。物語終盤では、風間の助言もあり妻をひき逃げされたことを恨み、殺人を犯してしまった益野紳祐(市原隼人)の逮捕に成功するも、風間からは転属願を差し出され「残念だが君には見込みがない」と交番勤務に戻るように言い渡される。

逮捕前、風間から紳祐の娘である麗華(山田詩子)と話すように告げられていた瓜原だったが、母をひき逃げで亡くしたトラウマのある麗華は、瓜原ら警察関係の人物と話すとアレルギーで喉が鳴ることを紳祐から伝えられており「かわいそうです」と学校付近を訪れるも結局話しかけずにいた。そんな瓜原の姿を見つけた麗華は、ある封筒を渡そうとするが、瓜原がその場を立ち去ったため渡せず。

実は麗華は硝煙アレルギーで、瓜原らが近づいた際に咳き込んでいたのは瓜原が射撃練習の後だったため。そのことに気付いた瓜原は、紳祐の働く工場を紳祐と麗華とともに訪れ、硝煙により麗華の喉が鳴ることを立証。瓜原は、銃で殺害を行った紳祐が事件当日に麗華を小学校まで迎えに行った際、突如麗華の喉が鳴り始めたことについて、銃による硝煙が原因であることを説明した。

無事紳祐の逮捕に至った瓜原だったが、風間は麗華と話すように瓜原に告げたものの、実際には麗華と話していなかったため嘘をつかれたと転属願の理由を説明。実は麗華は、学校付近で瓜原を見つけた際に渡そうとしていた封筒に紳祐を犯人と示すイラストを入れており、逮捕当日には風間がこのイラストを受け取っていた。

風間は、瓜原がこのイラストを事前に受け取っておけば、麗華を実験台として苦しめること無く逮捕に至ったのではないかと瓜原を責める。そして、瓜原の卒業文集を読んだという風間は瓜原が警察を志した理由として過去にいじめを受けた経験から「僕は人に優しくしたい」と書いていたことを伝えるとともに「人に優しくしたいなら今すぐ刑事をやめろ」と言い放ったのだ。

◆風間(木村拓哉)の言葉に反響

“優しさ”を優先させるあまり、風間の司令を聞かず、犯人の逮捕には至ったものの麗華を苦しめる結果となってしまった瓜原。風間の厳しくも的を射た言葉を受けて、視聴者からは「言葉が響く」「確かにこれは優しいとは言えないのかもしれない」「でも刑事として頑張ってほしい」「風間さんの言うこともわかる」などの声が上がっていた。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ

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