2点先取も逃げ切り失敗…ウーデゴーアが痛恨ドローに落胆「今日はチャンスがあった」

 アーセナル所属のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアがリヴァプール戦の結果に悔しさを滲ませた。9日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第30節が9日に行われ、アーセナルは敵地『アンフィールド』でリヴァプールと対戦した。9分にガブリエウ・マルティネッリのゴールで幸先良く先制したアーセナルは、28分にガブリエウ・ジェズスが追加点をマーク。しかし、42分にモハメド・サラーに1点を返されると、87分には途中出場のロベルト・フィルミーノのゴールで試合は振り出しに。その後はリヴァプールの猛攻をなんとか凌ぎ、試合は2-2で終了した。

 リーグ戦では2012年9月以来勝利のない“鬼門”『アンフィールド』で勝ち点「1」を獲得したアーセナルだが、この日の結果により1試合消化の少ない2位マンチェスター・Cとの勝ち点差は「6」に縮小することとなった。試合後、主将のウーデゴーアは2点を先取した前半の内容への手応えを口にしつつ、ホームチームの猛攻にさらされた後半の出来を次のように嘆いた。

「試合の入り方は非常に良かった。彼ら(リヴァプール)がゴールを奪うまでは、我々はすべてをコントロールしていた。自分たちのやりたいプレーができていたし、どのように攻撃するかを考えられていた。しかし、彼らのゴールの後で試合は少し変化し、勢いが変わってしまった。我々は愚かなエリアでボールを渡し、相手に何度も背後を突かれた。特に後半は多くの問題が起こっていたと思う。ランボー(アーロン・ラムズデール)のプレーはとても良かったが、やはりチームとして十分ではなかった」

 優勝争いが佳境を迎える中、2点リードを守り切れず、痛恨のドローゲームを演じたアーセナル。ウーデゴーアは「ここ(アンフィールド)に来たらどんな状況でもベストを尽くさなければならないし、彼らに何も与えてはいけない。今日はチャンスがあったと思うし、だからこそ後半の展開には少しガッカリしているよ」と結果に悔しさを滲ませつつ、次のように切り替えの必要性を強調した。

「勝ち点『1』しか獲得できず、今回も悔しい思いをしたが、我々は次に進まなければならない。もちろん、ここに来て勝ちたいという思いは強かったので、みんなが悔しい思いをしている。しかし、前に進み、次の試合で勝つしかないんだ」

 次節、アーセナルは17日にアウェイでウェストハムと対戦する。

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