B・ケプカのキャディが同伴競技者にアドバイス!? “違反疑惑”もペナルティなし

前週、オーランド大会でLIV2勝目を挙げたブルックス・ケプカ(米国)。「マスターズ」では初日に「65」をマークしてトップに並んだのだが、思わぬ“違反疑惑”が起きた。
15番パー5、フェアウェイからピンまで残り239ヤード。ケプカのセカンドショットはピン奥8メートルにつくナイスショットとなった。“疑惑”のシーンはその直後。ケプカのキャディを務めるリッキー・エリオット氏が、同組のゲーリー・ウッドランド(米国)のキャディであるブレナン・リトル氏にクラブの番手を教えていた、というのだ。

マスターズはすべての選手の全ホール全ショットを映像で捉えており、ホームページやスマホのアプリ等のリーダーボードで見ることができる。確かにケプカが2打目を打った直後、エリオット氏の口元は「ファイブ、ファイブ」と動いているように見える。実際にケプカが打ったのは5番アイアンだ。

当然ながら、同伴競技者にクラブの番手などを聞くことも、教えることもルール違反となる。そんなエリオットの行動はあっという間にSNSで広がり、「違反疑惑」として炎上した。

ケプカはホールアウト後、ルールオフィシャルにその件について確認されたが、アドバイスを送ったことは否定。最終的にペナルティは科せられなかった。

「戻ってきてから映像を見て確認したよ。GW(ウッドランド)とキャディは僕が何を使って打ったか分からなかった。言えることはそれだけだ」とケプカ。

マスターズ委員会からは「ブルックス・ケプカのラウンド終了後に15番での出来事を確認したが、アドバイスはされなかったし、求めることもなかったとしたため、ルール違反はなかったと判断した」とコメントが発表された。

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