クロップ監督が昨季のチェルシー戦と比較「優れたゴールレスドローではない」

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、4日に行われたプレミアリーグ第8節延期分のチェルシー戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 公式戦3連敗中のリヴァプールはアウェイでチェルシーとの一戦に臨んだ。試合はネットを揺らされる場面を作られたものの、微妙なオフサイドやVARチェックによって取り消しに。また、GKアリソンの好セーブにも助けられ、最後まで失点は許さず、スコアレスドローで試合を終えた。

 公式戦4試合未勝利となったリヴァプール。試合後、クロップ監督は「優れたゴールレスドローではなかった。昨年のリヴァプールとチェルシーは2度のカップ戦決勝を戦い、あれは本当にすごいゴールレスドローだったと思う。今回も非常によく似たチームではあったが、両チームの自信のレベルは違い、まったく異なるフットボールだった」と語り、昨季のカラバオ・カップとFAカップの2つのファイナルでの戦いと比較しつつ、この試合を振り返った。

 続けて「私は今日、直近の試合から6人の選手を入れ替えた。そのうちの3人がディフェンスラインの選手だった。これは明らかに選手たちにとっては難しかった。最初の数分、相手がダイレクトで最終ラインの背後を狙ってきているのは分かったし、そこでいくつか問題もあった。それとは別に、ボールを失ってはいけない場面で失い、彼らにチャンスを与えていたと思う」と反省点を口にした。

 また、トップ4入りの可能性について尋ねられると、クロップ監督は「チャンスがあるかどうかは分からない。そのためには、ほぼすべてのゲームに勝たなければならないし、他のチームは多くのゲームに負けなければならない。私たちの手の中には無いんだ。4位になれなければ5位になりたい。5位になれなければ、6位になりたい。それが私たちのやりたいことだ」と今後の戦いを見据えた。

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