オーガスタはLIVゴルファーを除外? 公式会見はスミスだけ、予選Rの注目組にLIVゴルファーは「ゼロ」

<マスターズ 事前情報◇4日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>

2年ぶりに出場を果たす52歳のフィル・ミケルソン(米国)はマスターズ3勝、しかし記者会見場にその姿はなかった。開幕前に行われる会見に呼ばれた「LIVゴルフ」勢は昨年の「全英オープン」を制したキャメロン・スミス(オーストラリア)のみだった。
2020年大会覇者のダスティン・ジョンソン(米国)も18年覇者でオーガスタ大学出身のパトリック・リード(米国)も登場しなかった。

さらに予選ラウンドの組み合わせが発表されたが、TV放送が始まる前にネット配信される注目組は4グループ。10時18分にスタートするタイガー・ウッズ、ザンダー・シャウフェレ(ともに米国)、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)がトップで、続く10時42分にはジャスティン・トーマス(米国)、ジョン・ラーム(スペイン)、キャメロン・ヤング(米国)の組がフィーチャーされる。

午後の部では13時36分に前年覇者のスコッティ・シェフラー、マックス・ホーマにアマチュアのサム・ベネット(いずれも米国)、14時00分に15年覇者のジョーダン・スピース(米国)、トミー・フリートウッド(イングランド)、トニー・フィナウ(米国)が入った。

PGAツアー組対LIVゴルフ組の対立が取り沙汰されるなか、今大会で“キャリアグランドスラム”の達成を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)も、もちろん注目の一人。米フロリダ州ジュピターに拠点を構え、タイガー・ウッズらと同じメダリストGCで日々練習を行っているが、同地にはDJ,ブルックス・ケプカら多くのLIVゴルファーも居を構える。「彼ら(LIV組)とはよく地元で会う。同じ場所で練習をしているからね」とLIV組についても語った。

「頻繁に会っているとだんだんと(LIVでプレーしていることにも)慣れてきた。きょうはこれからブルックスと9ホールを一緒にプレーする予定だ」と少しずつ変化してきた感情を口にした。

ただ、その他のLIV組とはまだ接触はあまりないようで、「ブルックスとDJとは個人的な人間関係の問題。他のLIVに行った選手とは…」と言葉を濁らせた。それでも今週は「マスターズ」が始まる。「この大会はそんな問題よりずっと大きい。世界のトップ選手が再び一緒に戦えることは素晴らしい」と結んだ。

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