トッテナム、レスターの司令塔マディソンの動向を注視?…レヴィ会長が獲得を希望か

 トッテナムがレスター所属のイングランド代表MFジェームズ・マディソンに関心を寄せているようだ。3日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在26歳のマディソンは2018年夏にノリッジからレスターに完全移籍加入。すぐさま攻撃的MFの定位置を掴み、ここまで公式戦通算194試合に出場し59ゴール38アシストをマークするなど、中心選手として活躍している。今シーズンもチームが2部降格圏に低迷する中、ここまで孤軍奮闘の活躍。プレミアリーグで21試合に出場し、9ゴール6アシストをマークしている。

 レスターとの現行契約を2024年6月末まで残しているマディソンだが、チーム成績低迷やクラブが抱える財政問題の影響もあり、今シーズン終了後の他クラブ移籍がかねてから噂されている。昨年夏の移籍市場で同選手の獲得を目指していたニューカッスルが、今夏に再度オファーを提示する可能性が高いと伝えられるなど、その去就には注目が集まっている。

 そうした中、来シーズンに向けた戦力拡充を目指しているトッテナムもマディソンに関心を寄せており、来る夏の移籍市場での獲得を画策しているようだ。報道によると、トッテナムのダニエル・レヴィ会長が同選手の獲得に意欲を示しており、クラブ側も夏のオファー提示に向けて準備を進めているという。今後も同クラブはマディソンの動向を注視していくものと見られている。

 先日、アントニオ・コンテ監督との契約を解除し、現在はクリスティアン・ステッリーニ氏が暫定指揮官を務めているトッテナム。指揮官の後任人事にも注目が集まるが、新監督が誰になろうと、同クラブはマディソン獲得を狙い続けるだろうと『デイリーメール』は指摘している。果たしてレスターの絶対的司令塔は、今夏にトッテナムに移籍することになるのだろうか。今後の動きにも注目が集まる。

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