“鬼門攻略”なるか…アーセナルMFジャカ、リヴァプール撃破へ意欲「勝てるだけの自信はある」

 アーセナル所属のスイス代表MFグラニト・ジャカが、次節の対戦相手リヴァプールやプレミアリーグのタイトル争いについて言及した。3日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 就任4シーズン目を迎えたミケル・アルテタ監督の下、プレミアリーグで首位を快走中のアーセナル。9試合を残した段階での戦績は23勝3分3敗の勝ち点「72」。1試合消化の少ないマンチェスター・Cとのポイント差は「8」となっており、3連覇を目指す“絶対王者”を相手にリーグのタイトルレースをリードしている。

 そんなアーセナルは、現地時間4月9日に行われるプレミアリーグ第30節でリヴァプールと敵地『アンフィールド』で対戦する。今シーズンのリヴァプールは大不振に陥っており、ここまでの戦績は12勝6分9敗の勝ち点「42」。順位も暫定8位に低迷している。しかし、アーセナルは『アンフィールド』でのリヴァプール戦を大の苦手としており、リーグ戦で最後に勝利したのはアルテタ監督が現役選手として出場した2012年の9月まで遡るという。

 2003-04シーズン以来19年ぶりのリーグ制覇が現実味を帯びる中で迎える“鬼門”での大一番。今シーズンここまで公式戦39試合に出場し、7ゴール5アシストをマークするなど中心選手として活躍しているジャカは、リヴァプールへの警戒感を口にしつつ、“鬼門攻略”への自信を次のように語った。

「今シーズンの調子がどうであろうと関係なく、彼ら(リヴァプール)は常に危険なチームだ。とりわけ、『アンフィールド』での試合は非常に難しい。でも、『アンフィールド』で勝てるだけの自信はあるよ。そして、それこそが僕たちがやろうとしていることなんだ。僕たちは勝利するためにそこへ向かう。勝ち点『3』を持ち帰れるかどうか見てみようじゃないか」

 続けて同選手はマンチェスター・Cとの優勝争いについても言及。「正直に言うと、僕たちはマンチェスター・Cのことではなく、自分たちのことに目を向けている。今、僕たちはマンチェスター・Cに『5』ポイント、1試合多い状況で『8』ポイント差を付けている。最も重要なことはチーム内で何が起こるかということであって、他の誰かが何をするかではない」
 
 優勝争いに行方を占う注目の一戦は、日本時間10日の午前0時30分にキックオフ予定だ。

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