空港駅は地下1階「羽田空港アクセス線」詳細明らかに 田町駅からは「地下線で分岐」新幹線と並走

田町駅付近から「東海道線の真ん中を単線で地下に潜る」構造らしいです。

休止中の貨物線を「復活」させて開業

 JR東日本は2023年4月4日(火)、新橋から羽田空港を直結するJR新路線「羽田空港アクセス線」について、工事着手を宣言するとともに、その構造についても明らかにしました。 現在、東京モノレールと京急線が直結する羽田空港。そこに、JRがみずから、空港アクセス路線を整備します。 ルートは田町駅付近から分岐して、休止中の貨物線「東海道貨物線(大汐線)」を復活させる形で、首都高大井PAに隣接する東京貨物ターミナル駅まで行き、そこから完全な新整備路線として、海底トンネルを羽田空港まで通す形です。 公表された図面では、田町駅付近からの分岐部は、東海道線の上下線の線路にスペースを空け、そこに単線の地下分岐線を通す形。約1.5kmは地下線ですが、そこから地上に出て、京浜運河を渡る部分は、既存の高架橋を走ります。この部分は東京モノレールの車窓からも見ることができます。地上に下り、新幹線の引き込み線と並走しながら、東京貨物ターミナルを通過。ここは、ターミナルの西側にある空地を活用します。さらに23000m2もの空きスペースを活用し、車両留置線や保守基地線を新たに整備する予定です。そこから地下へ入り、海底を抜けて、羽田空港駅に到着します。 羽田空港駅は地下1階に位置します。1面2線ホームで、ホーム幅は約12m、長さは約310m。P3駐車場の脇の地下空間に整備され、先端が第2ターミナルに接続し、京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅の東端に、東京モノレールの羽田空港第2ターミナル駅に直結する形です。 なお、空港島内のトンネル工事は、国土交通省の空港整備事業で整備される予定です。

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