J2開幕から7戦未勝利の清水が声明を発表…J1昇格に向けて「“まだ”残り35試合あります」

 清水エスパルスは3日、同クラブの代表取締役社長を務める山室晋也氏のファン・サポーターに向けた声明をクラブ公式HPにて伝えた。

 昨シーズンの明治安田生命J1リーグを勝ち点「33」の17位でフィニッシュした清水は、クラブにとって2度目の降格が決まっていた。迎えた今シーズン、JリーグYBCルヴァンカップでは1勝1分でBグループの首位に立っているものの、明治安田生命J2リーグでは未勝利が続いている。開幕から7試合を終えた段階で成績は5分2敗。、昨季から数えてリーグ戦14試合未勝利とクラブワースト記録を更新している。

 1日に行われた第7節のヴァンフォーレ甲府戦を0-1で落として2連敗を喫すると、3日にはゼ・リカルド監督との契約を双方合意の上で解除することを発表。5季連続となるシーズン途中での監督交代に踏み切り、コーチを務めていた秋葉忠宏氏が“内部昇格”の形で監督に就任することが決まっていた。

 クラブの現状を受け、山室代表取締役社長は以下のようにコメントを発表。ファン・サポーターに向けてクラブとしての決意を表明した。

「いつもエスパルスを熱く応援いただき、誠にありがとうございます。今シーズン、本来であれば、クラブ一同、強い意志のもとに試合に勝利し、応援いただいている全ての皆様とともに喜びと感動をわかちあい、強いエスパルスを観ていただく予定でした。しかし、まさに新たな第一歩を踏み出そうとした矢先での、まさかのつまづきが生じてしまいました。ファン・サポーターの皆様の落胆する気持ちをお察しすると、本当に大変申し訳なく思います」

「しかし、どんな状況になろうともエスパルスを応援してくれる方がいる限り、エスパルスの再生を決して諦めず、また今後どの様な事態が起ころうとも、何度でも起き上がり前を向いて取り組んでいく所存であります。今シーズン、リーグ戦は“まだ”残り35試合あります。秋葉新監督のもと、今一度チームの士気を高め、決して諦めることなく、ひとつひとつの試合に強い覚悟を持って臨みます。シーズン終了まで、チームへの引き続きの熱い応援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

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