北海道新幹線「豊野トンネル」掘削完了 「貫通の瞬間」はどんな様子? 鉄道・運輸機構が公開

全17本のうち6本目のトンネル貫通だそう。

長万部町でのトンネル貫通は2本目

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は2023年3月29日(水)、2019年から工事を進めていた長万部町の北海道新幹線・豊野トンネルが貫通したと発表しました。

 豊野トンネルの延長は1610m。鉄道・運輸機構は、北海道新幹線(新函館北斗~札幌間)で2014年から順次トンネル工事に着手しており、全17本のトンネルで工事を進めています。今回の貫通は全17本のうち6本目、長万部町でのトンネル貫通は2本目となります。  鉄道・運輸機構は、豊野トンネルが貫通した際の写真も公開。その写真を見ると、トンネル上部に穴が開き、そこから一筋の光が差し込んでいます。 北海道新幹線の札幌延伸をめぐっては、トンネルのほかにも、札幌駅東部に、高架形式で防雪上屋によって覆われている「札幌車両基地」が建設される予定です。今年6月から工事に着手し、高架橋と防雪上家工事を2027年度までに完了させる予定。設備工事や検査、試運転を経て、2030年度末までの完成を目指すとしています。 

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