波にのまれた「海に近すぎるPA」完全復旧へ 西湘PA下り 地盤かさ上げで抜本対策

それでも初日の出には閉鎖ですかねえ……。

地盤をかさ上げして完全復旧「西湘PA下り」

 NEXCO中日本は2023年3月31日、西湘バイパス 西湘PA下り線(神奈川県小田原市)の災害復旧工事が完了し、4月29日(土)からリニューアルオープンすると発表しました。

 海際に位置する同PAは2019年10月、台風19号の越波により被災。その後、トイレなどだけで簡易的に開設していました。 復旧に際し、PA全体の地盤高さを約2m上げ、海側にあったトイレなどを内陸側へ移設し、海側の波返し擁壁も補強とかさ上げを施すことで災害に強くしています。 ただし常設の売店は廃止されています。それに代わり、土日祝日を中心にキッチンカーが出店予定で、海風を感じながら食事が楽しめるということです。 ちなみに、西湘PA下りは日本でも有数の海に近いPAです。日の出を望むスポットとしても知られています。ただ近年、元旦は初日の出客の混雑を避けるため一時閉鎖されています。

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