あっ、子どもが引きずられてる⁉ ジョーダン・スピースが直面したプチアクシデント

米国男子ツアー日本版公式インスタグラムで公開されたのは、2021年「バレロ・テキサス・オープン」2日目での一幕。ジョーダン・スピース(米国)がアドレスした直後に何かを見て仕切り直した動画だ。
一体何があったのだろうか。スピースは「すみません その手を下げてもらえませんか? ご協力感謝します」とつぶやきながら後ずさり。そして「あっちで子どもがひきずられてますね」と、笑いながらギャラリーに話しかけている。

動画をよく見ると、スピースがアドレスすると同時に、飛球線方向に子どもが飛び出し、転んでしまっている。そしてスピースが仕切り直すと、親が子どもを引きずっていったのだった。一見するだけでは分からなかったが、じわじわと面白くなってくる動画だ。

さらにこれだけでは終わらない。カート道のすぐ近く、ライもいまいちなシチュエーションでのショットに対して、「無謀なショットを打とうとしていませんか?」と、近くにいたファンからプレッシャーをかけられたのだ。

しかし、流石この年の大会を制覇したスピース。そんな声をもろともせず、ピンそばのラフにきちんとボールを運んだ。実況も「きっとスピースは振り返って、あれが無理なショットに見えたかい? と言うでしょうね」と、冗談交じりに伝えている。

30日に開幕した今シーズンの「バレロ・テキサス・オープン」には、松山英樹、比嘉一貴、小平智が出場している。初日は濃霧の影響でスタートが遅れ、3選手とも日没順延となったが、松山が11番を終えたところで1アンダーの暫定27位タイとまずまずのスタートを見せている。マスターズ前哨戦となる同大会。良い順位で終えてマスターズに向けて弾みをつけてほしい。

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