優勝争い繰り広げるアーセナル、最終戦のチケットが驚愕の値段で取引か…約870万円での転売も?

 アーセナルの今シーズン最終戦の観戦チケットが、インターネット上で驚きの金額で取引されているようだ。29日、『デイリーメール』や『ミラー』など複数のイギリス紙が伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグで序盤から好調を維持し、首位を快走しているアーセナル。28試合を戦い終えた段階での戦績は22勝3分3敗・勝ち点「69」となっており、3連覇を狙う“絶対的王者”マンチェスター・Cには暫定「8」ポイント差を付けている。今シーズンのリーグ戦も残すところ10試合。2003-04シーズンの無敗優勝以来19年ぶりとなるプレミア制覇への期待も高まっている。

 そうした中、アーセナルは現地時間28日火曜日に一部の会員に向けて、プレミアリーグ最終節ウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦の観戦チケットの販売を開始したという。本拠地『エミレーツ・スタジアム』で行われる最終節は、“優勝決定戦”ともなり得る試合のため、観戦チケットを求めるファン・サポーターのアクセスが殺到。ものの数秒で完売となったようだ。

 今回の報道によると、クラブがウルブス戦の観戦チケットを公開した直後から、インターネット上の販売サイトでは高額の値段が付けられた同試合のチケットが出回り始めたという。ソーシャルメディア上では、スタンド上層部のチケットが25000ポンド(約400万円)という高値で販売されているのを目撃したという声が相次いでいるようだ。『ミラー』によると、当該チケットの通常価格は100ポンド(約1万6000円)以下だという。また、中には53000ポンド(約870万円)という驚愕の値段が付けられたチケットを目撃したという情報もあるようだ。

『デイリーメール』によると、今シーズンの好調の影響からか、アーセナルのホーム戦の観戦チケットは入手するのが非常に困難になっているという。また、インターネット上での転売やボットによるチケット購入、客引き行為等も多発しているようだ。クラブは2月にチケット販売に関する声明を発表し、こうした行為に対する取り締まりを強化する方針であると明かしていた。

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