新型車両18両増備へ 金山駅リニューアルも推進 総額307億円の設備投資計画 名鉄

2024年春頃を目途に運賃改定も検討。

9500系3編成と9100系3編成を増備

 名古屋鉄道は2023年3月27日(月)、2023年度設備投資計画を発表しました。

 総額は307億円となり、安全・安定輸送に134億円、駅や車両の快適性向上に58億円、開発事業に85億円を充てます。鉄道事業では、通勤型車両9500系・9100系を計18両新造。内訳は9500系(4両編成)が3編成、9100系(2両編成)3編成となります。 駅の快適性向上では、金山駅の大規模リニューアルを引き続き推進するほか、ホームドア導入に向けた実証実験の準備を進める予定です。金山駅中央改札口には、中部国際空港駅の到着予定時刻や特別車空席情報などを表示する専用の案内表示器が設置されます。  高架化工事は知立駅付近(名古屋本線・三河線)、喜多山駅付近(瀬戸線)、若林駅付近(三河線)、苅安賀駅付近(尾西線)の4か所で進める予定です。  開発事業では、東岡崎駅再開発計画と布袋駅の高架下開発を推進するとしています。東岡崎駅には、商業施設「ミュープラット東岡崎」を展開。布袋駅は、旧駅舎が名鉄最古の木造駅舎だったことを踏まえ、高架下の空間に木造商業施設を設けます。  同社は2024年春頃を目途に運賃改定も検討。全体の改定率は平均10パーセント程度を想定しており、初乗り運賃は10円値上げ、通学定期は据置とする方針です。

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