FIFA、U20W杯の開催国変更を発表…パレスチナ問題を理由にインドネシア国内で反発

 FIFA(国際サッカー連盟)は29日、今年5月から6月にかけて行われるFIFA U-20ワールドカップインドネシア2023の開催国がインドネシアから変更になることを発表した。また、現時点では大会のスケジュールは変更されておらず、新たな開催国は決まり次第発表される。

 今月に行われたAFC U-20アジアカップウズベキスタン2023でベスト4入りを果たしたU-20日本代表が、出場権を獲得したFIFA U-20ワールドカップインドネシア2023。しかし29日、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長とインドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長の会談を経て、開催国が変更になるとのこと。理由としては、インドネシアで行われる同大会にU-20イスラエル代表の出場が決定しており、イスラム教徒が国民の大半を占める同国としてはパレスチナ問題で対立するイスラエルの参加に強い反発を示しているようだ。

 なおFIFAは今後、PSSIに対する制裁を下す可能性もあることを明らかにしている。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)