インテル、マンUで序列低下のリンデロフに関心か…退団濃厚のシュクリニアルの後釜に検討?

 インテルがマンチェスター・U所属のスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフに関心を寄せているようだ。28日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

 現在28歳のリンデロフは2017年夏にベンフィカからマンチェスター・Uに加入。ここまで公式戦通算217試合に出場し3ゴール6アシストをマークしている。センターバック(CB)の主力として活躍していたが、加入6年目の今シーズンはエリック・テン・ハフ監督の信頼を掴むことができず、チーム内での序列が低下。ここまで公式戦21試合に出場しているものの、リーグ戦での起用はわずか9試合にとどまっている。

 そんなリンデロフに対し、インテルが関心を寄せているようだ。同クラブをめぐっては、CBの主軸を務めるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの今シーズン終了後の退団とパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が確実視されている。こうしたことから、インテルは来る夏の移籍市場でのCBの獲得を本格的に検討中。複数名の選手を獲得候補としてリストアップしているようだ。

 報道によると、リンデロフも獲得リストに名を連ねており、インテルがその動向を注意深く見守っているようだ。同選手とマンチェスター・Uとの現行契約は2024年6月末まで。1年間の延長オプションも付随しているものの、選手本人は今シーズンの出場機会の少なさに少なからず不満を抱いており、新天地での新たな挑戦も検討しているという。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リンデロフ本人も「僕はプレーがしたい。それがサッカーをしている理由だ。この夏、状況を分析し、何が最善かを見ていきたい」などとコメントし、夏の移籍の可能性を示唆したという。

 なお、今冬の移籍市場においてインテルは水面下でリンデロフの獲得に動いていた模様。結果的に移籍は実現しなかったものの、インテルは代理人を通じてリンデロフとのコンタクトを取り続けていると『トゥットスポルト』は伝えている。来る夏の移籍市場でインテルが再び同選手の獲得に乗り出す可能性も低くはなさそうだ。

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