まだモドリッチの後は継がず? コヴァチッチが“37歳の主将”を語る「ルカは若い選手。間違いないね」

 クロアチア代表のMFマテオ・コヴァチッチ(チェルシー/イングランド)が、28日に行われたEURO2024予選・グループD第2節トルコ戦を振り返った。同日、クロアチアメディア『Sportske novosti』が伝えている。

 FIFAワールドカップカタール2022で2大会連続のメダルを獲得したクロアチア代表は、本大会終了後も続投となったズラトコ・ダリッチ監督の下でEURO2024予選に臨んでいる。開幕節で痛恨のドローとなったクロアチア代表は第2節でトルコ代表と対戦すると、MFマテオ・コヴァチッチが2ゴールを挙げる活躍。このまま2-0でタイムアップを迎え、敵地で勝ち点3を手にした。

 まず、コヴァチッチは「試合序盤に起きたボールロストは、決してあってはならないこと。でもそれ以降は本当にいい試合だった」と口にしつつ、「リヴィ(リヴァコヴッィチ)は2つ、3つの局面で僕たちを導いてくれた。トルコは、いくつかの場面で起きた僕たちのミスを除いては、何も作り出すことができていない。勝利は、勝ち点3は、重要だから満足している。ウェールズ戦では得点機を生かすことができなかったけど、今日はそれが戻ってきた」とミスからのピンチを防いだGKドミニク・リヴァコヴィッチを称賛するとともに、追加点を奪えたことに満足しているようだ。

 長年に渡ってMFルカ・モドリッチの後継者として期待され続けているコヴァチッチ。同試合では自身の2ゴールでチームを勝たせたコヴァチッチは「モドリッチに代わって先頭に立つか? ルカはまだプレーできる、そう確信している。今日の彼のプレーを見ればわかるように、ルカは若い選手だから、間違いないね。EUROと、そして次のワールドカップも。そう願っているよ」と胸中を明かしている。

 クロアチア代表史上初となるワールドカップ決勝戦進出の立役者となり、同国人選手として初めてバロンドール賞をも受賞したモドリッチ。いまだ衰え知らずの37歳は、もうしばらく若手選手を引っ張っていきそうだ。

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