トッテナムに痛手…ブラジル代表DFエメルソンが左ひざ半月板損傷で手術

 トッテナムは28日、ブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが手術を受けることを発表した。

 FIFAワールドカップカタール2022メンバーからは外れたものの、3月の活動ではブラジル代表に招集されたエメルソン。25日に行われたモロッコ代表との国際親善試合に先発出場を果たしたが、試合終了間際に負傷交代を余儀なくされていた。

 発表によると、エメルソンは同試合で左ひざの半月板を損傷したことが判明し、リハビリを開始する前に手術を受けることになったという。なお、離脱期間については明らかになっていないが、イギリス紙『イブニング・スタンダード』や同『デイリーメール』などでは少なくとも6週間は離脱することになり、今シーズン中の復帰は難しい可能性があることも指摘されている。

 先日、アントニオ・コンテ監督を解任したトッテナムでは現在負傷者が続出している。ウェールズ代表DFベン・デイヴィスとイングランド代表DFライアン・セセニョンはハムストリングの負傷で離脱中。さらに、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール(左ひざの前十字じん帯断裂)とマリ代表MFイヴ・ビスマ(左足首の疲労骨折)などが今シーズン絶望となっているなか、今シーズンの公式戦ここまで32試合に出場しているエメルソンも離脱することは同クラブにとって大きな痛手となりそうだ。

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