“乃木坂46最後の2期生”鈴木絢音、10年間のアイドル人生に幕 堀未央奈ら同期のサプライズ登場に涙溢れる<セットリスト>

【モデルプレス=2023/03/29】乃木坂46が28日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて「鈴木絢音 卒業セレモニー」を開催。最後の2期生メンバーとなる鈴木が、10年間のアイドル人生に幕を閉じた。

【写真】鈴木絢音、乃木坂46卒業した同期&ファンからのサプライズに感動

◆鈴木絢音、最後の2期生として飛躍

鈴木は1999年3月5日生まれ、秋田県出身。2013年3月、乃木坂46の2期生オーディションに合格して加入。同年5月11日「16人のプリンシパル deux」でお披露目された。

アンダーアルバム「僕だけの君~Under Super Best~」(2018年1月10日発売)の収録曲「自惚れビーチ」では、初のセンターに抜擢。さらに乃木坂46の21stシングル「ジコチューで行こう!」(2018年8月8日発売)で初の選抜メンバー入り、以後全6作品に選抜入りした。

同公演が開催された3月28日は、10年前に2期生オーディションの合格発表が行われ、2期生14人が乃木坂46としての活動をスタートした誕生日。2021年には堀未央奈が3月28日に卒業公演を行っており、同公演も鈴木の意向で同日に開催された。

また、セットリストも全て鈴木の監修のもと構築。2000人の観客を動員したほかオンラインでも生配信され、多くのファンがラストステージを見守った。

なお、4期生の掛橋沙耶香はケガの治療のため、田村真佑はスケジュールの都合のため欠席。全37人での公演となった。

◆鈴木絢音、10年間の活動回顧 今後にも言及

アンコールでは、鈴木が純白のドレス姿でステージに登場。

2020年3月に開催された2期生ライブのために書き下ろされた楽曲「ゆっくりと咲く花」をソロ歌唱すると「ここから少しだけお時間をいただいて、お話しさせていただこうと思います」と切り出し、涙ながらに10年間を回顧。「悲しい物語を当て書きされちゃうことも多かったけれど、私の乃木坂10年間は人生で1番美しい10年間でした」と断言し、「だから、皆さんの心にある私の乃木坂人生も、悲しい物語じゃなくて輝かしい記憶であって欲しいなと思います」と真っ直ぐに呼びかけた。

卒業後については「皆さんに具体的にあまりお伝えできていなくて、申し訳なく思っています」とファンへ謝りつつ、10年間全力でグループ活動をしてきたことから「いざ卒業して1人になって、どうやって頑張れば良いんだろうって、頑張り方がわからなくなってしまう自分がいます」と赤裸々な思いも吐露。

「今はちょっとだけお休みして、未来のことを考えて。そんな時間が私には必要なのかなって思いました」と続け、「まだ、どんな未来を選択するのか私の中でも決まっていませんが、頑張りたいって決心がついたときには皆さんの前に戻ってくると思います」と呼びかけた。

◆堀未央奈ら卒業生がサプライズ登場

アンコール最後の楽曲「君の名は希望」歌唱後には、既にグループを卒業した2期生メンバー・伊藤かりん、伊藤純奈、相楽伊織、新内眞衣、堀未央奈、山崎怜奈の6人が、鈴木にサプライズでステージに登場。鈴木は「知らない!知らない!」と戸惑いながらも、自身のラストステージに駆けつけてくれた同期の姿に、嬉しそうな笑みを浮かべた。

その後、卒業生の6人は手に持っていた花束を、メッセージとともに鈴木へ贈呈。それぞれが“最後の2期生”という看板を背負って活動してきた鈴木への感謝や労りの言葉を口にすると、鈴木の目からはこらえていた涙が溢れ出していた。

最後には、観客が鈴木のセンター曲「新しい世界」にちなみ「新しい世界へ」という言葉や、「ありがとう」という感謝が書かれたメッセージシートを掲げるサプライズも。

鈴木が「次に進んでいく未来も、今日卒業を決めたことを後悔しないような人生にできるように、これからも頑張っていきます!」と強い意志を伝えると、アンコールの幕が降りた後も会場の拍手は鳴り止まず、再びメンバーが深々とお辞儀をして挨拶をする“カーテンコール”も実施。最後まで愛が溢れたラストステージとなった。

◆鈴木絢音、初センター曲でオープニング飾る

同公演は、選抜とアンダーメンバーの両方を経験した鈴木の思いが詰まったセットリストで構成。

オープニングでは、客席が鈴木のペンライトカラーである白と紫で染まる中、鈴木がステージ中央に登場。5期生から順番にステージに揃うと、鈴木が初センターを務めた楽曲「自惚れビーチ」で華やかにスタートした。

続けて、「2期生での初パフォーマンスが『Bicycle』だったので、披露したいなと思っていた」というライブの定番曲「走れ!Bicycle」へ繋ぐと、アップテンポの楽曲に会場の熱量は急上昇。客席からは「絢音コール」が飛び交うなど、大きな盛り上がりを見せた。

◆鈴木絢音、各期とのパフォーマンスで思い繋ぐ

また同公演は、“最後の2期生”として鈴木が後輩へ思いを繋いでいくような演出も多数。

各期と鈴木がパフォーマンスをするブロックでは、5期生と「失いたくないから」、4期生と「キャラバンは眠らない」、3期生と「空扉」を披露。これらは2月に開催されたそれぞれの期による“期別ライブ”を見て、鈴木が「各期のイメージに合う」と感じた楽曲だといい、衣装も各期に合うものを鈴木自身がセレクト。

後輩メンバーたちは、鈴木からの大きな愛に応えるように圧巻のパフォーマンスでステージを彩った。

そして本編最後には、鈴木が「2期生曲を披露したいと思います」と切り出し、楽曲への思いを語る場面も。

「2期生はみんな卒業して、私1人で…。2期生曲のオリジナルメンバーも私しかいなくて披露するのは緊張するし、ちょっと寂しい」と本音を吐露しながらも、「頼もしい後輩の力を借りて、今日は歌わせてください」と真っ直ぐに伝え、2期生楽曲「アナスターシャ」を全員でパフォーマンス。

2期生全員の思いを後輩メンバーへ繋ぐような「希望」に溢れる約2時間の公演で、10年間のアイドル人生に幕を閉じた。(modelpress編集部)

◆「鈴木絢音 卒業セレモニー」セットリスト

影ナレ:林瑠奈、弓木奈於

OVERTURE

1.自惚れビーチ

2.走れ!Bicycle

<MC>

<VTR>

3.失いたくないから

4.キャラバンは眠らない

5.空扉

<MC>

<VTR>

6.Am I Loving?

7.ボーダー

<MC>

<VTR>

8.新しい世界

9.自由の彼方

<VTR>

10.ジコチューで行こう!

11.羽根の記憶

<MC>

12.アナスターシャ

EN1.ゆっくりと咲く花

<MC>

EN2.君の名は希望

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