■言葉遣いが悪い義父。毎回聞いているだけでつらくなる
実家では家族間でも怒鳴り口調や命令口調などは使わず、また職場などでも義父のような言い方をする人には会ったことがなかった真紀には、耐えられないことでした。
子どもにも「クソババア」と呼べという義父
最初は、自分が我慢すればと思っていた真紀も、巧の年齢が上がるにつれて義父の言葉遣いが気になるようになりました。夫に相談しても「そこまで気にしなくても…」と答えるだけ。この後、義父との関係はどうなっていくのでしょうか?
こちらは投稿されたエピソードを元に2020年11月22日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。
■共感する読者が多数。その一方で冷静な目で見る人も
まずは、この漫画に共感する読者からの感想をご紹介。「自分だけじゃないんだ」と自信を持てたり、安心できたという人たちがたくさんいたようです。
・私の旦那のお義父さんも口が悪くて注意しても直らないので、同じように悩んでる人が居るんだ。自分だけじゃないんだと思いました。
・義父も、私の誕生日の度に「もうババアだな!」と言うデリカシーのない似たような人です。誰も注意する人がいないのも同じなので共感しました。 調子に乗っていて、自分ではおもしろい人間のつもりなのでしょうね。
・夫は一人っ子のため、義実家にいると3(義両親と夫)対1で自分の感覚に自信を持てなくなっていたのですが、今回の記事には共感するところが多く、私の感じ方は間違っていなかったのだと勇気をもらえました。子どもたちを守るためにも、自己防衛のためにも、無理な我慢はやめようと思います。
・「私だけじゃないんだ」と心のどこかで安心してる自分がいます。
その中から、自分が体験した「口が悪い義父」エピソードを2つご紹介します。悪気があるかないかではなく、そんな言葉を言えること自体、信じられないという人も…。
・私の義父も口が悪く、本当に嫌な思いをしてきました。 私の息子が義父の嫌いなものを食べていると「なんだお前、こんなもん食って。嫌なやつだなー」と子どもに向かって言います。 息子が赤ちゃんのころ、写真を送ったら「ほっぺが赤くて田舎くさい顔だなー。ま、母親が〇〇じゃ仕方ないか(笑)」と言ったり。
また、私は息子が3歳と4歳のときに続けて流産をしてしまったのですが、それを知りながら息子に対して「ずっとママと2人でいるかわいそうな子」と言いました。 最初は義父の話に愛想笑いをしながら相手をしていましたが、今では私が自分から話をすることは一切なくなりました。「悪気もないし深く考えてもない」と夫は言っていましたが、「悪気なく子どもに対してヒドイ言葉を言う人とは、まともに付き合えない」と説明し、今は最低限しか会う機会を作っていません。
・出産前には「今からおっぱいマッサージせなんやろ。◯◯(夫)に揉んでもらえ!」「そんくらいしか食わんとか?もっと食え!だけん、あんたも子どもも太りきらん」と言われました。出産してからは「俺に抱かせろ!俺のことは◯◯さん。あれは、ババアって呼べ」「首がすわったら雑に扱ってよかもんね」と信じられない発言ばかりしていました。
一方で、この義父を冷静に見ている読者もいました。今まで育った環境によるものなのである程度はしかなないという人や、それでもあらためて欲しいと思う人、逆に主人公に対して疑問を持つ読者も少なからずいました。
・言葉遣いは、育った環境が大きく左右します。このエピソードのお父様も全く悪気がなく、むしろ親愛を込めての発言だったりするので、違い過ぎる環境で育ったお嫁さんには辛いし不快だと思います。 言葉の壁…本当に悩ましいです。
・おそらくその年代の男の人は似たような頑固者の偏った考えの方が多いように思います。特に奥さんや孫への接し方や子育て論等、対して子育てもしていないのにやたら口を出します。その人たちが客観視して改めてくれるようになってほしいです。
・ 穏やかな環境で生きてきたんですね…。 逆に何が嫌なの? 自分が幼かったころの田舎のおじぃちゃんは割とこういう人が多かったので。 感覚は人それぞれ、育ってきた環境も人それぞれですから。
・神経質すぎ。嫌な気持ちになるのもわかるけど、苦手意識が先行しすぎてて過敏に反応しすぎてるところもあるってことを自覚してほしい。
口が悪いのは気になりますが、その本質はどうなのかを考えてみるのも必要なのかも。その上で、親しく付き合うのか距離をあけるのか判断するのがいいかもしれません。