東海道・山陽新幹線で予約制「特大荷物コーナーつき座席」導入 「特大荷物スペースつき座席」と何が違う!?

発券画面でも2つの名称が並びます。

新設定「特大荷物コーナーつき座席」とは?

 JR東海、JR西日本、JR九州の3社は2023年3月28日、東海道・山陽新幹線で「特大荷物コーナーつき座席」サービスを開始すると発表しました。今後は山陽・九州新幹線にも導入される見込みです。

 これら新幹線では2020年5月より、縦・横・高さの3辺合計が160cm以上250cm以内の特大荷物を持ち込む際の事前予約制「特大荷物スペースつき座席」が導入されています。これに加えて今回、東海道・山陽新幹線の16両編成列車で、デッキ部に特大荷物の置場が整備され、特定の指定席とセットで予約して利用できる「特大荷物コーナーつき座席」が新たに設定されます。 既存の「特大荷物スペースつき座席」は1車両の後端部座席と、その裏側のスペースがセットでしたが、新たな特大荷物コーナーはデッキ部に設置されるため、実際の座席とは分離されます。この特大荷物コーナーは施錠機能つきですが、上段と下段で利用可能な荷物の大きさが次のように異なります。上段:3辺の長さがそれぞれ80cm以内×60cm以内×50cm以内下段:3辺の長さがそれぞれ80cm以内×60cm以内×40cm以内 これはN700系、N700Aのサイズであり、N700Sはサイズが若干大きくなるそうです。 指定席券売機では、座席の種類として「一般席」「特大荷物スペースつき座席」「特大荷物コーナーつき座席」を選ぶようになります。なお、山陽・九州新幹線の8両編成における「特大荷物コーナーつき座席」のサービス開始は、決まり次第発表されます。

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