高崎線に「踊り子」がなぜ? 2種類の「E257系」登場にファン驚き 真相は

2023年3月のダイヤ改正から、高崎線特急「あかぎ」の車両が置き換えとなりましたが、事前発表で写真が掲載されていた車両だけでなく、東海道線の特急「踊り子」用の車両も充当されています。これは突発的な使用なのでしょうか。真相のヒントは、車内にありました。

特急「あかぎ」に「2種類のE257系」

 2023年3月18日(土)のダイヤ改正で、高崎線を走る特急「あかぎ」の使用車両が651系からE257系に変更されました。

「あかぎ」は長らく「踊り子」などと同じく185系が使用されていましたが、2014年から順次、「スーパーひたち」などで使われた651系が投入され、さらに今回はE257系に置き換えられました。 高崎線に投入されるE257系は「E257系リニューアル車」であることが告知されており、プレスリリースやポスターなどでは緑色の塗装が特徴の「E257系5500番台」の写真が掲載されていました。 しかしダイヤ改正当日の3月18日を迎えると、東海道線の特急「踊り子」で使用されている、青い塗装の「E257系2500番台」も使用されており、正式発表されていない車両の登場ということで話題となりました。 E257系5500番台(緑色)とE257系2500番台(青色)は、いずれも当初は房総方面の特急「さざなみ」「わかしお」などで使用されていた車両です。ダイヤが削減されたため、他線区でも使用できるように改造が施され、別の番号が与えられた新形式となりました。どちらも大宮総合車両センター東大宮センターの所属となっています。 このうちE257系5500番台は、これまで臨時列車を中心に使用されていましたが、今回のダイヤ改正から「草津・四万」「あかぎ」へ充当されることになり、新番台として初めて定期運用を持つことになりました。 いっぽうE257系2500番台は、主に「踊り子」「湘南」で”第二の人生”に就いています。5両編成のため、「踊り子」では伊東・伊豆急下田方面には行かず、伊豆箱根鉄道に直通する修善寺行きの列車のみに運用されます。  平日朝に高崎~新宿間で運行されている「あかぎ6号」を利用してみると、青い2500番台が使われていました。座席の背面テーブルには「踊り子」関連の案内に加え、「特急草津・四万、あかぎのご案内」と書かれたシールが貼られており、突発的に使用しているのではなく、緑の5500番台をサポートするために高崎線方面での運用もあらかじめ想定していることがうかがえます。  651系の後継として、緑色と青色の2種類のE257系が使用されるようになった「あかぎ」。今後もこの体制が続いていくのか注目を集めそうです。  高崎線特急は3月ダイヤ改正で「スワローあかぎ」の列車名が消え、「あかぎ」に統一。さらに、平日夕方に運転される「あかぎ1号」の運転区間が上野~本庄間から上野~鴻巣間に短縮され、これが定期列車として「JR東日本最短距離の特急」となりました。 

externallink関連リンク

【衝撃! 「あかぎ」で運用される「踊り子」用車両を見る】 上野東京ラインと湘南新宿ライン、どっちが早く着く? 大宮~横浜間で比べてみた なぜ「常磐本線」ではないのか 延長約350km 「本線の風格」あってもそう呼ばれない理由
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)