■前回のあらすじ
「茂ちゃんに本当の気持ちを…ただ一緒にいたいと…素直に話したことがありますか?」と翠に問いかける明子。どんなに想いを伝えたくても、もうこの世に茂雄はいない。後悔しても、もう何もできない。翠と明子、茂雄を愛していたふたりは、改めて涙する…。
茂ちゃんの手紙は、アパートの茂ちゃんの引き出しの奥から見つかりました。遺品は引き取らないと翠さんが言っていたため、彰が退去までに少しずつ片付けていたとき、真央さんと出会い、一緒に探して見つけたのだそうです。
結果としては、翠さんの想いは届いていたけれど叶うことはなく…茂ちゃんはその気持ちを無下にはしたくなくて、結婚を継続し、償いとしてお金を払い続けていた。
明子おばちゃんに惹かれてしまったことで、より翠さんの気持ちは頑なになったのだろうなと思うけれど、茂ちゃんにとって何も聞かずに微笑んでいる明子おばちゃんは、心の拠り所だったのかもしれません。
手紙を書いていたってことはなにかあったときに…とは思ってはいたんだろうけど…準備している中、突然亡くなってしまったのかな…。茂ちゃんらしいけどね。
※この漫画は実話を元に編集しています