Maneskinダミアーノ、公演よりローマの決勝戦を優先? 「15万人の前で演奏することになっても…」

 イタリア出身のロックバンドManeskin(マネスキン)でフロントマンを務めるダミアーノ・ダヴィドが、ASローマに対する愛を語った。25日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

 最新アルバム『RUSH!』も世界中で高評価を集め、今年9月から12月にかけては日本を含むワールドツアーを行うなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのマネスキン。だが、ダミアーノは「僕が世界一有名なイタリア人かって?それはノーだ。まずはサッカー選手だ。どうやって(フランチェスコ・)トッティに勝てばいいんだ」と、ローマのバンディエラに対する敬意を忘れない。続けてインテリスタのコメディアンに向かい、「まだ彼のことを覚えているんだろう?」とチクリ。「スタジアム全体が立ち上がっていた」と、2005年のインテルvsローマでトッティ氏が決めたループシュートを振り返っている。

 ダミアーノは昨年12月にSNS上で炎上した投稿についても振り返っている。フィラデルフィアで行われたマネスキンのライブ中にファン同士の乱闘で演奏が一時中断するアクシデントが発生したが、ダミアーノが“標的”にしたのは乱闘ではなく、宿敵のユニフォームを着て同ライブに参戦していた女性だった。「一番醜かったのはラツィオのシャツ」と投稿し、ラツィオの公式アカウントからは『Zitti e Buoni』の歌詞を引用されてツッコまれていた。

「ラツィオのユニフォームを着た女の子についてジョークを言ったら、イタリアのファン全体から文句に言われたことがあった。ただのジョークだったのに。その時、僕はもうサッカーに触れることができないと悟ったんだ。ただし、ローマがどれだけ美しいのかという話題を除いてね!」

「Instagramのチャットでは、ローマの選手全員に手紙を書いている。今シーズンの夏には(アンドレア・)ベロッティに『ここに来れば伝説になる』と、そして昨シーズンの夏には、ザニオーロに『ニコロ、君は出て行ってはいけない』と送ったんだ」

 また、ダミアーノに対しては、ローマの決勝戦とマネスキンのライブが同日に行われることになったら…という究極の質問も。「たとえ15万人の観客が集まるウェンブリーで演奏することになっても、コンサートの日程を移動する」と、“ジャロロッシ”への忠誠を誓っている。

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