TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」season3、ファイナリスト9人発表「全員が僅差」秋元康氏が審査過程明かす

【モデルプレス=2023/03/26】女優発掘プロジェクト『私が女優になる日_』season3ファイナリスト決定囲み取材が18日に都内にて開催され、結果発表直後のファイナリスト9名と、プロジェクトの総合プロデューサーを務める秋元康氏が登場した。

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◆「私が女優になる日_」season3、ファイナリスト発表

2020年にTBSで発足した同プロジェクトは、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成するもの。今回のファイナリストは以下の9人となった。

No.5 間鍋春希(まなべはるき/19歳/東京都)

No.10 坂本彩(さかもとあや/15歳/宮崎県)

No.17 和多田萌衣(わただもえ/18歳/滋賀県)

No.18 安藤帆花(あんどうほのか/18歳/愛知県)

No.20 宮治果緒(みやじかお/19歳/愛知県)

No.21 栗原一菜(くりはらかずな/16歳/愛知県)

No.28 大和奈央(やまとなお/16歳/徳島県)

No.32 樋口琴美(ひぐちことみ/17歳/北海道)

No.33 岸本小雪(きしもとこゆき/17歳/沖縄県)

◆秋元康氏「私が女優になる日_」の選考過程回顧

今年で3回目の審査となった秋元氏は、ファイナリストの選定について「1回目・2回目を見て、それで応募してくださった方も多かったと思うので、その分夢が近づいたんじゃないかと思うんですね。今までだったら『私には無理だ』とか『私には縁がない』と諦めてしまったような内気な子たちも参加してくれたんじゃないかなと思いました」とコメント。

35名の中から9名を選ぶ過程は難航したのかという問いには「僕らは何か特別な目利きなわけでもないですし、全てが分かるわけでもないので。つまり、誰がダイヤモンドなのかは分からないわけですよね。だから、ダイヤモンドの気配・ダイヤモンドの原石はどれなんだろうって、たぶん僕よりも先に審査をしてくれた皆さんも、今日3次審査に臨んだメンバーも、みんないろいろ悩みながら考えながら、今までの経験による勘とか、いろんなものを総動員して選んでいったと思います」と振り返った。

◆秋元康氏「私が女優になる日_」ファイナリストの印象は?

ファイナリストの印象に話が及ぶと、秋元氏は「面白かったですね。非常に。1番は、例えば先ほども聞かれたんですけど、アイドルのオーディションと大きく違うのは、アイドルのオーディションっていうのは、やっぱりフォーマットが決まっているというか。多分みんな目指す方向が分かりやすいんだと思うんですよね。だけども女優っていうのは、どうやってなったらいいか、どういう魅力がある人が女優になれるのかというのは、なかなか分かりにくいですよね」と返答。

「そこには脚本があったり演出があったり、ドラマとしてのチャンス・映画としてのチャンスがあったときに成立する。そういう意味では、まだ自分でもどうアピールしていいか分からないという、その戸惑いが新鮮に映りました」と続けていた。

◆秋元康氏「私が女優になる日_」審査は「全員が僅差」

特に重視した点を聞かれると、秋元氏は「今回特にそれぞれの審査員の方が、自分の経験とか自分の勘とかがあって、ぶつからなかったんだと思うんですよね。だから非常に全員が僅差だったんですよね。総合してみると。点数が。それだけバラエティに富んだメンバーが残ったと思います」と明かした。

最後にファイナリストに向けてのエールを求められると「まだここはスタートなので。僕らが正解を持っているわけではないので。自分がやることが正解、自分が女優としてやっていくことが正解なんだと。自分の中に正解はあると思って頑張ってください」と呼びかけていた。

◆「私が女優になる日_」ファイナリストに選ばれた心境

ファイナリストに選ばれた心境を聞かれた樋口は「本当に不安しかないんですけど、やっぱりこうやって選ばれたからには責任があって。その責任も応えられるように精いっぱい頑張っていこうと思います」と返答。

間鍋は「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、これから演技とか頑張って、いい女優さんになれたらいいなと思っています」と語った。

宮治は「私も通れると思っていなかったので、通れてまずすごくうれしいですし、ここに選ばれて立っている以上、選ばれなかった人とかここに携わってくださった方々の思いがたくさん詰まっていると思うので。そのプレッシャーも楽しみながら、次もまた台本のことを考えたりとかするのがすごく楽しみです」と発言。

坂本は写真撮影の際に秋本氏が隣に立ったことについて「オーラがすごくてちょっとびっくりというか、隣に立ててよかったなって。うれしかったです」と笑顔を見せ「自信は正直少なかったんですけど、こうやって皆さんと立てて、すごくうれしいです」と話した。

栗原は「このスタジオに来る前は『自分ならいける!』って思っていたんですけど、演技審査だったり歌唱審査だったり、緊張しすぎて声が震えちゃったりもして。全部出し切れなかった部分もあるので、自信は全然なかったんですけど、とりあえずすごくうれしいです」と喜びのコメント。

和多田は「2回演技ができたんですけど、1回目の演技が緊張しすぎて、台詞とかも飛ばしたりとか間違えちゃったりとかしたので、台詞をまずはちゃんと覚えて、あとは表情とか目線とかをちゃんとできるように、もっと素敵な女優になれるように頑張っていきたいです」と自己分析した。

安藤は「お芝居をしている時に、自分が台詞を言っていないときの表情だったり、普段どこを見て話しているんだろう?っていう風に、今回演技の練習をしてみて思ったので、より自然な演技ができるように頑張っていきたいなと思います」と学びがあった様子。

岸本は「今回のオーディションで自分も受かるとは思わんくて、受かるために演技の練習とか歌の練習とかもそうですけど、目の前にあるゴミは絶対拾ったり。ちっちゃな徳を積んできたので、そういうのも今後続けていって」と発言。生活の様々なシチュエーションでゴミ拾いをしてきたそうで「目に入ったら絶対に拾って捨てます」と笑顔で明かした。

大和は「すごく消極的で『静かだね』って言われることが多いんですけど、これからもっと自分の中に秘めているものを発揮できるように、素敵な女優さんになれるように頑張りたいです」と話していた。

◆「私が女優になる日_」ファイナリスト、憧れの女優語る

その後、憧れの女優・女優像を問われた坂本は「広瀬すずさんです。自然体な演技ができる魅力のある女優さんになりたいです」と言い、宮治は「見ている人を、ほかの作品も見たいなっていう風に思わせるような女優さんになりたいし、唯一無二の女優さんになりたいです」とのこと。

間鍋は「中谷美紀さんが好きで。すごくきれいで、いい演技ができるような女優さんになりたいです」と明かし、樋口は「過ごしていく日常の中に少しでも自分の演技で心を動かして、感動とかを与えられるような女優さんになりたいです」とコメント。

栗原は「自分にしかできない演技ができる、唯一無二の女優さんになりたいです」とのこと。和多田は「憧れの女優さんは小松菜奈さんで、どんな役でも違和感なくこなせる女優さんになりたいです」と返答。

安藤は「杉咲花さんのような、その役として、人間として見てもらえるような女優さんになりたいです」と言い、岸本は「山田杏奈ちゃんとか、大豆田とわこ(松たか子)さんみたいな、日常をそのまま映像として表せるような女優さんになりたいです」と発言。

大和は「浜辺美波さんのような、見ている人を圧倒できる演技ができるような女優さんになりたいです」と明かしていた。(modelpress編集部)

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