「めちゃくちゃうれしい」日米通じてベストタイの『64』 渋野日向子が126位から急浮上

<LPGAドライブオン選手権 2日目◇24日◇スーパースティション・マウンテンGC(アリゾナ州)◇6526ヤード・パー72>

渋野日向子が圧巻のゴルフを見せた。第1ラウンドは2オーバーの126位タイと大きく出遅れたが、第2ラウンドはボギーなしの8バーディ。「64」は米ツアーの自身最少ストロークとなるビッグスコア。ホールアウト時点で順位を20位台まで上げて予選ラウンドを終えた。
「めちゃくちゃうれしいです。日本と同じですけど、難しさはアメリカのほうが勝ってるから、すごく価値があるなと思います」と振り返る結果。日本ツアーもベストは「64」だが、同じベストスコアでも米ツアーでの価値には笑顔。ボギーフリーという内容も自身の評価を上げるポイントだ。

スイング改造を施しているまっただ中ではあるが、この日はショットが安定感を増した。加えて初日苦戦したパッティングも上々の出来。パーオン率、フェアウェイキープ率、パット数とすべての指標が大きく向上した。

「今日はパットが助けてくれたかなと思いますし、全体的にショットも悪くなくて、チャンスにつく場面も多かったので、それを決め切れてよかったです」

これで予選落ちの危機から一気に生き返り、週末のプレーへと向かう。「上を目指して行くしかないので、できる限り頑張らないとなと思います」。勢いに乗って、さらなる上位進出を目指していく。

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