シェフチェンコ氏がムドリクを擁護…古巣に“忍耐”を要求「偉大なキャリアを歩み始めたばかり」

 元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏が、古巣チェルシーに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクに言及した。24日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えた。

 現在46歳のシェフチェンコ氏は、ディナモ・キーウやミランで世界的な名声を手に入れた後、2006年夏からチェルシーに加入。移籍金は当時のクラブ史上最高額となる3000万ポンド(約48億円)だった。しかし、ウクライナの英雄は『スタンフォード・ブリッジ』の期待に応えるだけのインパクトを残せず、わずか2年でロンドンを離れた。

 一方、現在22歳のムドリクはシャフタール・ドネツィクでブレイクを果たし、今年1月に総額8900万ポンド(約142億円)の移籍金でチェルシーに完全移籍。8年半契約を結び、シェフチェンコ氏以来、クラブ史上2人目のウクライナ出身選手となった。ムドリクは加入後ここまで公式戦7試合に出場しているが、0ゴール1アシストとまだ結果は出せていない。

 シェフチェンコ氏はそんな後輩について、「彼は、偉大なサッカーキャリアを歩み始めたばかりだ。プレミアリーグでは通常、すぐにでも結果を求められるが、今後8年間で彼がどんな活躍を見せてくれるのか期待しよう。長期的な目線で彼が何をできるのかを見てみよう。クラブは彼の才能を信じ、忍耐強く接しなければならない」とコメント。古巣チェルシーとそのサポーターに“我慢”を求めている。

「チェルシーは将来のために、才能ある選手を若いうちに買ったんだ。彼の最初の一歩は、チェルシーに来るという正しい一歩だった。彼は野心的なプロジェクトの一員だ。クラブが今、彼の獲得を決めたのは、クラブが彼の才能をどれだけ信じているかということだ。彼は非常に珍しい、非常に長い契約を結んでいる。チェルシーは未来に投資しているんだ」

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