トッテナム、突如フリーのナーゲルスマン氏に関心…クラブ批判のコンテ監督は退任か

 トッテナムはアントニオ・コンテ監督を解任した場合の後任として、ドイツ人指揮官ユリアン・ナーゲルスマン氏の招へいに関心を示しているようだ。24日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。

 現在35歳のナーゲルスマン氏は2021-22シーズンからバイエルンを率いていたが、24日に電撃解任されて突如フリーに。今季はブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ(CL)、DFBポカール(ドイツ杯)で3冠達成の可能性を残していたため、一部選手や上層部との関係悪化が解任の理由だと推測されている。なお、バイエルンは2025年6月30日までの契約で、元チェルシーのトーマス・トゥヘル氏を新監督に任命した。

 トッテナムはこのチャンスを逃すまいとすべく、ナーゲルスマン氏との接触を試みているようだ。同クラブは以前からナーゲルスマン氏の動向に注目しており、2021年4月にジョゼ・モウリーニョ元監督を解任した際にもその招へいを画策していた。なお、『テレグラフ』紙によると、ナーゲルスマン氏はイングランドのなかでトッテナムがお気に入りのチームであり、レプリカユニフォームも所有していたという。

 トッテナムは18日に行われたプレミアリーグ第28節サウサンプトン戦で、試合終盤に3-1のリードから2点を追いつかれて3-3のドローに終わった。同試合終了後、2021年11月よりチームを率いるコンテ監督が、会見の場で不満を爆発。野心のないクラブ上層部やチームのメンタリティを痛烈に批判していた。

 “スパーズ”は代表ウィーク期間中にコンテ監督の解任に踏み切る可能性が指摘されており、マウリシオ・ポチェッティーノ元監督を呼び戻す可能性も噂されている。4月3日のプレミアリーグ第29節エヴァートン戦では、果たして誰がベンチに座っているのだろうか。

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