「新しい風を起こしたい」新生・日本代表でファーストゴールの西村拓真「もっと上を目指して…」

 キリンチャレンジカップ2023が24日に行われ、日本代表とウルグアイ代表の一戦は1-1のドローで終わった。試合後、同点ゴールを決めた日本代表のMF西村拓真(横浜F・マリノス)がインタビューに応じた。

 試合は38分、フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/スペイン)が自身の放ったシュートのこぼれ球を頭で押し込み、ウルグアイ代表が先手を取る。1点ビハインドとなった日本代表は、後半途中から出場した選手たちが躍動。64分には上田綺世(サークル・ブルッヘ/ベルギー)とのワンツーからペナルティエリアに侵入した伊東純也(スタッド・ランス)が倒されたものの、オンフィールドレビューで判定が変わり、PKとはならない。それでも75分、菅原由勢(AZ/オランダ)のスルーパスから伊東が右サイドを突破。中央へ折り返すと、直前のプレーでピッチに立ったばかりの西村が左足で押し込み、試合を振り出しに戻した。試合終盤にはウルグアイ代表にクロスバー直撃のシュートを許したものの、これ以上スコアは動かず、試合はタイムアップ。“新生・森保JAPAN”の初陣はドローで終了した。

 試合後、西村は「本当に前日の練習で出していた部分でした。今日、(伊東)純也くんと話し合っていて『あそこに入ってこい』と言われていたので。その通りになりました」とゴールシーンを振り返った。交代でピッチに入る前、森保一監督からは「前からのプレッシングであったり、ペナルティエリア内に入っていくっていうところ」を求められていたという。“第2次森保政権”となってからのチーム初ゴールとなったが、西村はまだまだ上を目指していく必要があると主張した。

「まだまだ正直、W杯組との差は大きいですし、僕たち新しい選手がギラギラして、もっと結果を出して、本当に脅かすつもりでやっていかないとレベルアップにも繋がらないと思います。まだまだ物足りないですし、もっともっと上を目指してやっていきたいです」

 28日には『ヨドコウ桜スタジアム』でコロンビア代表との対戦が予定されている。西村は「アピールという認識はないですけど」と前置きした上で、「チームが勝つために自分の存在価値を示して、新しい風を起こしたいと思います」と意気込んだ。

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