イニエスタ、バルサの審判買収疑惑を否定「そんなことは一度もなかった」

 ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、古巣バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”について語った。22日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 今年2月にスペインはもとより、世界中に衝撃が走った“ネグレイラ事件”。バルセロナが2001年から2018年にかけて、スペインサッカー連盟(RFEF)審判技術委員長のホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ元副会長が所有する会社『Dasnil 95』に対して、金銭を支払っていたとされる疑惑が浮上していた。なお今月10日、スペイン検察庁は両者の間に730万ユーロ(約10億円)の受け渡しがあったことを確認しており、正式に訴状を発表している。

 そんななか、イニエスタはスペインのラジオ局『RAC1』でインタビューに応じ、“ネグレイラ事件”について尋ねられると「これは悪名高いものだ。すべてのことが見られているし、何が起こって、何が起こっていないのか調べられていることを理解している。しかし、僕はそんなことは一度もなかったと確信している」と審判買収疑惑をきっぱりと否定した。

 続けて「僕から言えることは、バルセロナでプレーしていた期間に何かおかしなことがあったという話は一切聞かなかった。また、そのような出来事を見たこともないということだ」と古巣を擁護した。

 また、インタビューの中でイニエスタはバルセロナ時代の同僚であるシャビ・エルナンデス監督についても言及。「シャビが監督に就任して以降、バルセロナは明らかに進歩している。今季ラ・リーガで優勝して、来季は全てのタイトルを獲得するために戦うことができると信じている」と期待を寄せた。

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