C・ロナウド、マンU退団時を回想「今はよりいい人間になった」

 アル・ナスル(サウジアラビア)に所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、マンチェスター・U退団を振り返った。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 C・ロナウドは昨年11月にイギリス人ジャーナリストであるピアーズ・モーガン記者との独占インタビューで、所属していたマンチェスター・Uに対して不信感を抱いていることを激白。アレックス・ファーガソン元監督の退任後10年間進歩のないクラブの体制を批判し、エリック・テン・ハフ監督との関係も険悪であることを明かした。

 これを受け、マンチェスター・UはFIFAワールドカップカタール2022期間中にC・ロナウドとの契約を双方合意のもとで解除。同選手はその後、アル・ナスルに加入し、公式戦10試合出場で9ゴール2アシストを記録する活躍を見せている。

 現在38歳ながら、引き続きポルトガル代表に選出されているC・ロナウドは、23日に行われるEURO2024予選のリヒテンシュタイン代表戦前の記者会見に出席。改めてマンチェスター・U退団時について聞かれると、「キャリアの悪い時期だったと言っても問題はないが、後悔している暇はない」と振り返り、次のように続けた。

「人生は続いていくものだし、うまくいっているかどうかにかかわらず、それは成長の一部だった。山の頂上にいる時には、下にあるものが見えないことがよくある。今はより準備ができていて、それが重要であることを学んでいる。なぜなら、過去数カ月のような経験をしたことがなかったからね。僕は今、よりいい人間になった」

 なお、ポルトガル代表は2014年から率いていたフェルナンド・サントス監督がカタールW杯終了後に退任し、新指揮官にはロベルト・マルティネス監督が就任した。新体制となったことにC・ロナウドは「みんなにとって別の章だ。エネルギーはいいし、前向きだ。それが最も重要なこと。今は新鮮な空気があり、違うアイデアとメンタリティがある」と意気込みを語った。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)