森保監督が世界一奪還の“侍ジャパン”にコメント「国民の1人として勇気や感動、喜びを頂いた」

 日本代表の森保一監督が22日、『WORLD BASEBALL CLASSIC(WBC)』で優勝を果たした侍ジャパン(野球日本代表)についてコメントした。

 アメリカ・フロリダ州で現地時間21日、大会連覇を目指したアメリカ代表との決勝に臨んだ侍ジャパンは3-2で勝利を収め、14年ぶり三度目の世界一に輝いた。この偉業に、森保監督は「1人の国民として応援していたので、素晴らしいなと思います。世界一という目標を持ってWBCに臨んで、その目標を達成するという。簡単なことじゃないと思いますけど、侍ジャパンの監督・選手・スタッフの皆さんの頑張りで、国民の1人として勇気や感動、喜びを頂いたので、皆さんの活躍に感謝したいと思います」とコメント。

 同じ日本代表の指揮官として対談した経験もある栗山英樹監督については「大変な気苦労と責任を背負って戦われていたと思いますので、本当におめでとうございますということと、少しゆっくり休まれてくださいということをお伝えできればと思います」とにこやかに話すと、「本当に素晴らしい戦いを見せていただいて、我々も野球(日本代表)のように世界一という目標を持って戦いに臨めるようにもっともっと成長しなければならないと思いますし、素晴らしい目標を提示していただけたと思います」と続けた。

 野球という競技については「やはり国民的スポーツだと思いますし、私自身も小学5年生まではプロ野球選手になりたいという夢を持っていました」と秘話を明かし、世界屈指の実力を証明した侍ジャパンについては「もちろんチャレンジャーとしての心はあると思いますけど、世界の中でもトップのレベルにあって、我々のW杯で言えばスペインやドイツの(ような)立場で試合をして勝っていくというのが日本の野球だと思いますので、自分たちもそういう立場や力をつけられるようにしたいなと思っています」と語った。

 森保監督は、今月9日に東京ドームで行われた日本にとっての初戦・中国戦の始球式に登場。「背番号1」を身に纏いノーバウンドでの投球を見せ、会場を沸かせると共に侍ジャパンへエールを送っていた。

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