サンパオリ監督解任のセビージャ、メンディリバル氏の就任を発表

 セビージャは21日、ホセ・ルイス・メンディリバル氏が新監督に就任したことを発表した。

 ラ・リーガを3シーズン連続の4位で終えているセビージャだが、今シーズンは開幕から低迷。第7節終了時点で1勝2分4敗となったことで、昨年10月に成績不振によりフレン・ロペテギ前監督を解任した。後任にはホルヘ・サンパオリ監督が就任したものの、不調のチームを立て直すことができず、ラ・リーガ第26節終了時点で降格圏との勝ち点差がわずか「2」の14位に位置。また采配を巡って、選手との信頼関係が崩壊していることが取り沙汰されたこともあり、21日に今季2度目となる監督解任に踏み切った。

 後任選定を進めていたセビージャは同日の数時間後にメンディリバル氏の就任を発表。なお、契約期間は今シーズン終了までとなる2023年6月30日までで、同日夜に行われるトレーニングから指揮を執ることを明らかにしている。

 現在62歳のメンディリバル氏はアスレティック・ビルバオやオサスナなどでの指揮を経て、2015年夏にエイバルの監督に就任。6シーズンに渡って指揮を執った後、2021年12月にアラベスの指揮官に就任したが、昨年4月に解任された以降はフリーとなっていた。これまでトップリーグでは448試合を指揮し、128勝125分け195敗の戦績を残している。

 メンディリバル新監督の下で残留を目指すセビージャはインターナショナルマッチウィーク明けの4月1日に行われるラ・リーガ第27節カディス戦が新体制の初陣となる。

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