セビージャ、メンディリバル氏の招へいに向けた交渉を開始…サンパオリ監督の解任は決定的に

 セビージャは、ホルヘ・サンパオリ監督の解任を決断し、後任としてホセ・ルイス・メンディリバル氏の招へい向けて動いているようだ。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 セビージャは昨年10月に、成績不振によりフレン・ロペテギ前監督を解任した。後任にはホルヘ・サンパオリ監督が就任したものの、不調のチームを立て直すことができずに、ラ・リーガ第26節終了時点で降格圏との勝ち点差がわずか「2」の14位に低迷。また采配を巡って、選手との信頼関係がすでに崩壊していることが取り沙汰されていた。

 そんな中でセビージャは、ホルヘ・サンパオリ監督の解任を決断したようだ。ヨーロッパリーグではラウンド8に残っているが、ラ・リーガ残留に向けて“チームの活性化”を求めており、その点で同指揮官にこれ以上任せることはできないという結論に至ったことを報じている。

 そして後任にはホセ・ルイス・メンディリバル氏の招へいを検討し、既に交渉中とのこと。『マルカ』によると、クラブ首脳陣は国内市場を探し回り、経験豊富でコストがかかりすぎず、中期的な将来を担保にすることもない、監督としてメンディリバル氏に白羽の矢を立てた模様。これまでにエイバルやアラベスなどで指揮を取り、残留争いとの付き合い方を知っている同氏こそが適任と判断したようだ。

 今季2度目の監督交代は決定的なセビージャだが、代表ウィーク明け最初のラ・リーガ第27節カディス戦でベンチに座るのは、ラ・リーガを知り尽くした“知将”なのだろうか。

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