T・ムーアが混戦を抜け出しツアー初優勝 T・フリートウッドとJ・スピースは2差3位T

<バルスパー選手権 最終日◇19日◇イニスブルックリゾート&GC(米フロリダ州)◇7340ヤード・パー71>

米国男子ツアーフロリダスイングの最終戦、「バルスパー選手権」は全日程が終了。29歳のテイラー・ムーア(米国)が混戦を抜け出して、うれしいツアー初優勝を挙げた。
首位を2打差で追って最終日をスタートしたムーアは、前半1つ伸ばして折り返すと、後半に入って、12、15、16番でバーディを奪いトータル10アンダーでホールアウト、クラブハウスリーダーとなった。そのまま後続が追いつけず優勝が決まった。
 
3日目が終わってトップに立っていたアダム・シェンク(米国)は、最終18番をボギーとして1打差の2位。初優勝にあと一歩届かなかった。同じく米ツアー初優勝を目指していた欧州ツアー6勝のトミー・フリートウッド(イングランド)は、トータル8アンダーで3位タイに入っている。
 
今大会の歴代覇者でメジャー3勝を含むツアー通算13勝のジョーダン・スピース(米国)は、一時トータル10アンダーまで伸ばしたが、16、18番と上がり3ホールで2つスコアを落とし3位タイ。大会2勝目とはならなかった。
 
次週はテキサス州に舞台を移し「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」が開催。松山英樹がエントリーしているほか、昨年の日本ツアー賞金王、比嘉一貴がウェイティング2番手に控えている。

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