セルティック指揮官、代表招集外の古橋&旗手を擁護「いいプレーをしている」

 セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、日本代表に選出されなかったFW古橋亨梧とMF旗手怜央を擁護した。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 日本代表は15日に3月に行われるキリンチャレンジカップ2023に臨む日本代表メンバーを発表した。昨年末に行われたFIFAワールドカップカタール2022のメンバーからDF吉田麻也(シャルケ)やDF長友佑都(FC東京)らベテラン勢が招集外となったことに加え、W杯から続いて古橋と旗手が選外となったことも大きな注目を集めた。

 両選手の招集外について聞かれた森保一監督は「彼らのやっていることは見てきています。結果を出しているところ、チーム内で存在感が上がっているところも見ています」と評価していることを強調した一方で、「リーグのレベル、置かれている状況も各国それぞれ違うところ、いろいろなことを考えての招集」となったことや、「違う選手を見たい、試したいというところで、招集外となったところもあります」と理由を説明した。

 なお、セルティックからは今回もFW前田大然が選出されており、森保監督はスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)を軽視しているわけではないと見られているが、同監督の発言は同国では大きな波紋を呼んでいるようだ。

 現在リーグ首位を快走しているセルティックを率いるポステコグルー監督は、森保監督の発言が無礼だったかと聞かれると、「両選手ともいいプレーをしているから、彼らが選ばれなかったのは残念だが、それが代表サッカーの性質だ。それは代表チームの監督が決めることだ」とコメントしながら、次のように続けた。

「無礼というのは、一個人の意見だ。あまりにも広範囲にわたる結論を下すべきかどうかは私にはわからない。来週ここに来れば、トレーニングをしている選手があまりいないことがわかるだろう。その理由は彼らが代表サッカーに行っているからだ」

「W杯にも5人の選手が行き、いいプレーを見せた。ヨシプ・ユラノビッチ、モリッツ・イェンツという選手たちがここを去り、5大リーグと言われるブンデスリーガで定期的にプレーをしている。それらのクラブに入ったら、魔法のようにいいサッカー選手になるわけではないから、個々の選手たちはリーグのレベルで判断されてはいないと思う」

「このリーグを離れて世界最大のリーグに行って、本当にいい成績を収めた選手たちはたくさんいるし、スコティッシュ・プレミアシップにも国際レベルで非常にいい成績を収めた選手たちがたくさんいる。反対に5大リーグからプレミアシップに来て苦しんでいる選手たちも多くいる。ある男性の意見が間違っているという意味ではないが、合っているということもない」

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