プロとトップアマチュアは“飛ばないボール”使用へ? R&AとUSGAが提案「次世代にとって大きな問題になる」

ゴルフルールを司るR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)は14日、プロフェッショナル、トップアマチュアのエリートゴルファーは“飛ばないボール”を使用するという「モデル・ローカル・ルール」(MLR)を提案、前日の13日にボール製造メーカーへ新たなテスト方法を伝えたと発表した。製造メーカー、及び関係者は今年8月14日までに意見、反応をR&AとUSGAに返すことができるとし、もしこの提案が決定すれば、2026年1月から開始となる。

新たなルールでは、クラブヘッドスピードが時速127マイル(約204キロ)の時の最大飛距離は317ヤードになり、これまでよりも14〜15ヤードほど飛距離が落ちることが期待されるとした。なおこのルールは一般のアマチュアゴルファーには適用されない。

1976年から開始されたオーバーオール・ディスタンス・スタンダードの研究結果によると、過去20年ではロングヒッターの飛距離は毎年1ヤード伸び続けてきたという。ただしMLRが施行されても、プロフェッショナルツアー、PGAツアー、DPワールドツアー、全米プロゴルフ協会、マスターズを主催するオーガスタ・ナショナルGCがルールを採用するかはそれぞれの判断に委ねられる。

USGAのマイク・ワン会長は「エリートゴルファーの飛距離は年々、伸び続けている。このままさらに飛距離が伸び続けるのは間違いなく、今対策を取らないと次世代にとって大きな問題となる。ローカル・ルールは一般のゴルファーに影響がなく、もっとも有効な方法」とコメントをした。(文・武川玲子=米国在住)

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