“ボール規制”は女子ゴルフに必要ない? 米ツアー3連覇狙うS・バーンズは「ばかげている」

ゴルフのルールをつかさどるR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)が14日に発表した“年々伸び続ける飛距離を抑えるために、プロフェショナルやトップアマチュアのごく一部の競技でボールを規制する”とするローカル・ルールについて、米国女子ツアー(LPGA)はこの提案を採用する方針がないとコメントを出した。
すでに多くの関係者、プロ、メーカーから意見がこの提案に関し飛び出している。このローカル・ルールが採用されたとしても、競技で運用が開始されるのは2026年1月からで、R&AとUSGAは今年の8月14日まで各所から意見を求めるという。
 
あくまでも提案であることから、どのツアー、どの大会で採用されるかは未定。そもそもこれが本当に採用されるかも見通しは不透明だが、ゴルフ界に一石を投じる動きであることに違いはなく、LPGAは「女子ゴルフの成長に飛距離が障害になっているとは思わない」としている。
 
今回の提案が採用されれば、R&AとUSGAが主催する一部の男子競技からスタートすることが濃厚ともされ、プロの各ツアーがこれを採用するかは自由としている。提案を発表したR&Aのマーティン・スランバース会長とUSGAのマイク・ワン会長も「今の段階では女子を想定していない」との声明を発表した。
 
このローカル・ルールを採用するかしないかは各ツアーや団体に委ねられるため、出場する競技によって使用できるボールが変わるという懸念点もある。クラブとのマッチングの問題なども出てくることになり、選手にとっては調整が難しくなるという可能性もありそうだ。特にメジャー大会は主催がばらけており、ややこしい事態に発展するケースが出てくるかもしれない。
 
今週開催の米国男子ツアー「バルスパー選手権」で3連覇を狙うサム・バーンズ(米国)は大会前の公式会見で今回の提案について聞かれると、「ばかげている」と一蹴。「ファンは飛距離が落ちるのを見に来ているわけではない。350ヤード飛ばすのを楽しみにしている」と、飛距離もゴルフ観戦側からすれば魅力の一つと語っている。
 
道具の進化、ゴルファーのアスリート化によってもたらされている飛距離アップ。意見を求めるという8月までのあいだに各方面から提出される意見には、注目が集まりそうだ。

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