CL早期敗退の影響? ヴェラッティにPSG退団の可能性が浮上か…ユーヴェが動向を注視

 イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティが、今シーズン終了後のパリ・サンジェルマン(PSG)退団を検討しているようだ。16日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在30歳のヴェラッティは2012年夏に母国のペスカーラからPSGに完全移籍加入を果たした。世界各国のタレントを数多く擁する同クラブで加入直後から中盤の主力に定着し、ここまで公式戦通算407試合の出場で11ゴール61アシストをマーク。在籍11年目となった今シーズンも、クリストフ・ガルティエ監督のもとで公式戦29試合に出場し、そのうち28試合でスタメン起用されている。

 昨年12月にはPSGとの契約を2026年夏まで延長したヴェラッティだが、なんと今シーズン終了後の退団の可能性が浮上しているようだ。今シーズンのPSGは、すでにチャンピオンズリーグ(CL)とクープ・ドゥ・フランス(国内カップ戦)で敗退。タイトル獲得の可能性を残しているのはリーグ・アンだけとなっている。こうした現状に対し、現地ではメディアやファンなどの間で選手のパフォーマンスに対する批判が噴出しているという。

 ヴェラッティも例外ではなく、そのパフォーマンスには少なからず厳しい批判の声が集まっているようだ。報道によると、ヴェラッティ本人はこうした状況に不満を抱えており、来る夏の移籍市場でのPSG退団も検討し始めているという。クラブ側にヴェラッティを売却する意思は全くなく、来シーズン以降の去就の鍵を握るのは、あくまで選手本人の意思だと伝えられている。

 なお、そんな同選手に対してはユヴェントスが関心を示している模様。ヴェラッティとPSGの動向を注視し、来る夏の移籍市場での獲得の可能性を探っているようだ。

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