無念のEL敗退も…アーセナル主将ウーデゴーアは前を向く「リーグ戦に集中すべき時」

 アーセナル所属のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが、ヨーロッパリーグ(EL)敗退を悔やみつつ、プレミアリーグへの切り替えを強調した。16日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 EL・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが16日に行われ、アーセナルはホームでスポルティングと対戦した。19分にグラニト・ジャカのゴールで幸先良く先制したアーセナルだったが、62分にペドロ・ゴンサウヴェスに50m級のロングシュートを叩き込まれ試合は振り出しに。その後は勝ち越しゴールを奪うことができず、PK戦の末に敗れ、EL敗退が決定した。

 初優勝を目指しながらも、ラウンド16で早々と姿を消すこととなったアーセナル。チームの主将を務めるウーデゴーアは「ほとんどの時間帯において、自分たちのあるべきレベルに達していなかったし、最高のプレーができなかった。この大会で何かを成し遂げたいと思っていたので、とてもガッカリしているよ」とEL敗退に悔しさを滲ませた。

 EL制覇の夢は潰えたアーセナルだが、現在プレミアリーグでは2連覇中のマンチェスター・Cに「5」ポイント差を付け首位を快走中。2003-04シーズンの無敗優勝以来となる19年ぶりのリーグ制覇への期待が高まっている。ウーデゴーアはリーグ戦でのタイトル争いを見据え、次のように切り替えの必要性を強調している。

「もう終わってしまったことなので、あまり深く考えず、前を向きたいと思う。今はリーグ戦に集中すべき時だ。今の僕たちにはそうすることしかできない。僕たちは残り11回の“決勝戦”(リーグ戦)を戦わなければならないし、そこに目を向けるべきだ。しっかりと回復し、集中力を高めたい。もうすでに始まっていると思うよ。一部の選手は疲れていると思うが、日曜日に向けてコンディションを整えたい。それが今の僕たちにできる唯一のことだ」

 アーセナルは現地時間18日(日)にプレミアリーグ第28節を控えており、本拠地『エミレーツ・スタジアム』にクリスタル・パレスを迎える。

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