去就注目のコンテ監督、解任は予想せず「クラブは考えていないと思う」

 トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、今シーズン終了まで同クラブを率いることを強調した。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 2021年11月に発足したコンテ監督体制のもと、今シーズンのタイトル獲得を目指して戦っていたトッテナム。しかし、カラバオカップ(リーグ杯)とFAカップで早々に姿を消し、チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16敗退。プレミアリーグではCL出場圏内の暫定4位に付けているものの、首位を快走する宿敵アーセナルとは勝ち点差「18」を付けられており、今季も“無冠”が決定的だ。

 そんなコンテ監督とトッテナムの契約は2023年6月30日までとなっており、1年の延長オプションが付いている。それでも、同監督は先日、「トッテナムとの契約は6月に終了する。しかし、契約満了を待たずにチームを退くことになるかもしれない」と今季途中での解任の可能性もあることを示唆したほか、クラブ上層部も直近の成績不振を受けて解任を検討していることが報じられている。

 去就に注目が集まっているコンテ監督だが、「私の将来についてのあれは挑発みたいなものだった」と先日の発言は冗談であることを強調し、今シーズン終了まで指揮を続ける意向を示した。

「挑発のような、冗談だね。冗談を言うために言った。あなた方は私に将来について尋ねたが、私は何が起こるかはわからないと言った。なぜなら、クラブが解任するかもしれないからねと。でも、繰り返しになるが、クラブがこれを考えているとは思っていない。クラブは私と私のスタッフたちがこのクラブのために何をしているか見ているからね」

「監督に今シーズン終了までとどまるように伝えられるクラブは一つもないと思う。フットボールは本当に奇妙であることを知っているだろう。明日何が起こるか誰にもわからない。それでも、繰り返すが、私の意見では私と私のスタッフはあらゆる瞬間に全力を尽くすように努めており、クラブはこれを高く評価していると思う」

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