ゴールしたのに謝罪? キエーザが理由を明かす「残念ながら…」

 ユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが、得点後にファンに謝罪するような仕草を見せた理由について語った。16日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 ユヴェントスは16日、ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16セカンドレグでフライブルクと対戦。試合は45分にドゥシャン・ヴラホヴィッチ、90+5分に70分から途中出場したフェデリコ・キエーザがゴールを決めて2-0で勝利を収めた。この結果、2試合合計3-0でユヴェントスが勝利を収め、ベスト8進出を決めた。

 この試合、注目が集まったのはキエーザの得点直後のパフォーマンスだった。同選手はユニフォームを脱ぐような仕草をしつつ、ファンが待つスタンドに向かって走ると、手のひらを合わせて謝罪するようなパフォーマンスを見せた。

 試合後、このパフォーマンスについて尋ねられると、キエーザは「僕はここにいたいし、チームに貢献したいと思っていたが、残念ながら、ここ数年はそれができていなかった。ケガをしてから、僕はベストな状態に戻れていない。申し訳なく思っている。謝罪したのは、プレーしてファンに喜びを与えたいと思ったからだ」と説明した。

 キエーザは2022年1月に行われたローマ戦で左ひざの前十字じん帯断裂の大ケガを負い、長期離脱を余儀なくされた後、2022年11月に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最終節のパリ・サンジェルマン戦で戦列復帰を果たした。しかし復帰後、ここまでの公式戦で2ゴールと思うような結果が残せていないことに責任を感じ、ファンに謝罪したようだ。

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