突破には2得点以上が必須…ソシエダFWオヤルサバル、“カムバック”を疑わず「歴史的な夜になる」

 レアル・ソシエダのスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが、16日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16セカンドレグのローマ戦に向けて意気込みを語った。15日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 イマノル・アルグアシル政権下では3度目の挑戦でEL・ラウンド16に進出したレアル・ソシエダは、同ラウンドでローマと激突。ファーストレグを0-2で落とした“ラ・レアル”は逆転突破を目指し、セカンドレグで『アノエタ』にローマを迎える。

 逆転での準々決勝進出には、最低でも2得点が必須なレアル・ソシエダ。公式戦5試合未勝利と苦境が続いているが、オヤルサバルは「0-2で負けているにもかかわらず、ラ・レアルにいる全員が、物事はうまく進み、カムバックできると信じている。アノエタはかつてないほどの盛り上がりを見せ、僕たちに最後の何かを与えてくれるだろう」と告白。続けて「最初の1分ですべてが決まるわけではないけど、最初の1分ですべてが決まると思って臨まなければならない。僕たちは気迫とハートを以て、チームが状況を好転させることができると、ファンに最初から示す必要がある」と決意を固めた。

 また、オヤルサバルは「このような状況や体験を積み重ねることで、今まで経験したことのない緊張感に巡り会っているよ。ただすべきことはいつも通り、落ち着いて楽しむこと。物事がうまくいくことを確信して、競争し、ハードワークする。ホームで、しかもローマのようなチームと準々決勝進出を賭けてラウンド16で対戦できるのは、歴史的な瞬間だ」としつつ、「僕たちは自信もあるし、ポジティブな雰囲気だから、きっと全員にとって歴史的な夜になるだろう。素晴らしい1日にするつもり」と歓喜の夜を迎える自信を覗かせている。

 昨年末に大ケガからの復帰を果たした“絶対的エース”は、この大一番でチームを勝たせることはできるのだろうか。注目の一戦は、日本時間17日の5時にキックオフを迎える。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)