欧州で躍動する古橋と旗手の日本代表選外に森保監督が言及「この1回だけが代表活動ではない」

 日本代表を率いる森保一監督が15日、3月に行われるキリンチャレンジカップ2023に臨む日本代表メンバーを発表した。

 昨年の『FIFAワールドカップカタール2022』の代表メンバーからDF吉田麻也(シャルケ)やDF長友佑都(FC東京)といったチームを支えたベテラン勢が招集外となったことに加え、セルティックでの活躍が目覚ましいFW古橋亨梧、MF旗手怜央の選外も大きな注目を集めた。

 チャンピオンズリーグでもプレーし、所属チームでの中心選手として活躍している両選手の招集外について問われた森保一監督は、「彼らのやっていることは見てきています。結果を出しているところ、チーム内で存在感が上がっているところも見ています」と評価した上で、「これという絶対的な判断基準が全てにあるわけではなく、総合的にというところを理解していただければと思います」と述べ、次のように補足した。

「リーグのレベル、置かれている状況も各国それぞれ違うところ、いろいろなことを考えての招集です。今回はカタールW杯のメンバーから基本的に選び、そこにプラスの選手を加えて代表活動をスタートしていく中で考えました。あとはこの1回だけが代表活動ではないことを理解していただきたい」

「2026年に向けて最強のチームを作るために、1回1回ベストな活動をしていく。限定的ではなく、より幅を広げながらチーム力を上げていく中で、今回は選外ですが、チームの戦力として間違いなく活躍してくれると思います。ただ、違う選手を見たい、試したいというところで、招集外となったところもあります。複合的にいろいろなことを考えてです」

 第二次森保ジャパンの初陣となる今回の代表ウィークでは、今月24日に国立競技場でウルグアイ代表と、同28日にはヨドコウ桜スタジアムでコロンビア代表と対戦する。

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