リヴァプールが7-0の大勝劇から一転…サラーのPK失敗もあり残留争い演じるボーンマスに敗戦

 プレミアリーグ第27節が11日に行われ、前節アーセナル相手に2点のリードを奪いながら試合終了間際のゴールで逆転負けを喫した最下位のボーンマスと、マンチェスター・U相手に7-0で大勝した5位・リヴァプールが対戦した。

 ホームのボーンマスは前節から3選手を入れ替え、一方のリヴァプールはMFジョーダン・ヘンダーソンとMFステファン・バイチェティッチを入れ替えたのみの変更。試合は序盤からアウェイのリヴァプールがペースを握り、ボーンマスはショートカウンターからワンチャンスをうかがう展開となる。

 立ち上がりにはリヴァプールのDFフィルジル・ファン・ダイクがCKから決定的なヘディングシュートを放つが、これはゴールライン上でクリアされ、13分にはFWダルウィン・ヌニェスの折り返にFWコーディ・ガクポが合わせたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 すると28分、裏に抜け出したボーンマスのFWダンゴ・ワッタラがDFと競り合いながらボックス右に侵入。ゴールライン際からマイナスのボールをゴール前に送ると、これにMFフィリップ・ビリングが合わせてホームチームが先手を奪った。リヴァプールは前半の終盤にもファン・ダイクのヘッドでゴールに迫る場面があったが、枠を捉えきれずにボーンマスの1点リードで後半へ。

 リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、MFハーヴェイ・エリオットに代えてFWディオゴ・ジョッタを投入し、前線にFW4選手を並べる攻撃的な布陣で攻勢に出る。そして68分にはジョッタのヘディングシュートが相手DFのハンドを誘発してPKを獲得。しかし、これをFWモハメド・サラーがゴール左に外してしまった。
 
 その後も追いつくべく果敢にゴールを狙ったリヴァプールだったが、ボーンマスの守りも堅く、試合は1-0のまま終了。ボーンマスにとっては熾烈な残留争いを演じている中で貴重な勝ち点3となり、来季のCL出場権を争っているリヴァプールにとっては痛恨の敗戦となった。

【スコア】
ボーンマス 1-0 リヴァプール

【得点者】
1-0 28分 フィリップ・ビリング(ボーンマス)

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