
■前回のあらすじ
茂雄の訃報を聞いて、明子の息子の彰がやってきた。彰は、茂雄に母親と籍を入れないのかと尋ねたとき「もうちょっとなんだ」と言われた過去を話す。しかし、明子はそんなことよりも茂雄を失った悲しさに伏してしまっていた。
お別れ会には入れ替わり立ち替わり色々な人が訪れてくれました。飲み屋の常連仲間や、生前お世話になったと話す若者たち、そして明子おばちゃんと茂ちゃんを本当の夫婦と思っていた近所の方々…。みんな事情を聞いて、驚いていました。
皆さんから語られる茂ちゃんとの思い出はどれも茂ちゃんらしく、まっすぐで豪快でやさしくて…そして明子おばちゃんのことが大好きでした。
だからこそ、明子おばちゃんを長年騙していたかのような茂ちゃんの行動に、違和感しかないのです…。
※この漫画は実話を元に編集しています