元ラ・リーガ選手が過去の八百長オファーを明かす「私と他の人に約700万円を…」

 かつてテネリフェやジローナで活躍し、2021年に現役を引退したスペイン人MFアダイ・ベニテス氏が過去に八百長のオファーを受けたことを明かした。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 現在35歳のアダイ氏は、サント・アンドレウやテネリフェなどでプレーしたあと、ジローナでは在籍7シーズンで公式戦199試合に出場し、2021年7月に現役を引退。キャリア通算ではラ・リーガで41試合、ラ・リーガ2部では157試合に出場した。

 そんなアダイ氏がスペインメディア『Cadena Ser』で自身の経験を話し、2016-17シーズンのラ・リーガ2部最終節コルドバ対ジローナで八百長の申し出を受けていたことを明らかにした。

「彼らは私に個人的な申し出を行ってきたが、決してそれを受け入れることはなかった。私と他の人に5万ユーロ(約700万円)で負けてくれとね。その時、私たちジローナはラ・リーガに上がることが決まったばかりで、最終節だった。受け入れるのは馬鹿げていた。1つの試合のためにシーズンを汚すつもりはなかった」

 続けて、八百長オファーが出されるまでの経緯についてアダイ氏は「彼らは選手に接触し、ロッカールームで信頼できる人々との連絡役を作る。そしてゴールキーパー、センターバック、センターフォワード、3人を買収すれば半分の仕事は終わる」と過去を振り返った。

 また、アダイ氏は2013-14シーズンに所属していたテネリフェでも八百長が行われていた可能性があると語った。

「テネリフェでも同じようなことを経験したが、私はそこにいなかったので確証はない。相手チームが急にスタメンを大きく変更したことがある」と八百長の可能性を指摘した。

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