重たすぎる2点ビハインドの枷…ソシエダ指揮官、終了間際の失点に悔恨「あってはならない」

 レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、10日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16ファーストレグのローマ戦を振り返った。同日、スペインメディア『noticias de Gipuzkoa』が伝えている。

 EL・グループEでマンチェスター・Uを抑えて首位通過したレアル・ソシエダは、ラウンド16でローマと対戦。敵地に乗り込んだ“ラ・レアル”は1点のビハインドで迎えた試合終了間際にも、コーナーキックから失点を許してしまう。試合はこのまま0-2で終了し、レアル・ソシエダは厳しい状況に追い込まれた。

 まず、アルグアシル監督は「このような試合は我々にとっては、まだ大きすぎるということを痛感した。それと同時に大きな意味も持つ。ローマのようなチームと対戦し、進歩し続けたいのであれば、我々には改善すべきことがたくさんあるということだ」と吐露しつつ、「同点に追いつくチャンスは十分にあった。我々が偉大でありたいと思うなら、2失点目を与えてしまうことはあってはならない」と悔しさを滲ませている。

 セカンドレグでは、2点のビハインドを追わなければならないレアル・ソシエダ。トーナメントの戦い方を熟知している“名将”を相手にする難しさを口にしたアルグアシル監督は「(ジョゼ・)モウリーニョのチームが得意とすることのひとつは、このようなノックアウトステージでの戦い方だから、とても複雑な試合になる。ローマは競争力があり、ほとんど手放してくれはしないだろう。0-2というスコアは、我々が彼らに“プレゼント”したものだ」と改めて2失点目が痛すぎることを強調した。

 欧州大会における試合の進め方で手痛い失敗となり、重たすぎる枷を負うことになったレアル・ソシエダ。今月16日に行われるセカンドレグで逆転突破することはできるのだろうか。

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