枚方~新大阪つながる「第二の国道171号」阪急またぐ正雀跨線橋が完成間近「十三高槻線」

大阪~摂津~高槻がつながります。

今年度には跨線橋が供用開始へ

 大阪府が整備中の都市計画道路「十三高槻線」がいよいよ完全につながりそうです。長らく完全分断されていた、正雀駅南側で阪急京都線をまたぐ部分が、2023年度中に開通する見込みです。 この都市計画道路は、府道・大阪高槻京都線のバイパスとして、1967(昭和42)年に計画決定。淀川西岸部で大阪~京都をむすぶ幹線道路は国道171号しかなく、特に大阪市から高槻市へまっすぐむすぶ広い道路はほぼ皆無です。そこで4車線道路として整備が進められているのが「十三高槻線」です。 十三高槻線は高槻市の国道170号の辻子交差点から南西へまっすぐ4車線道路で伸びていき、摂津市の中央環状線を超えて、阪急京都線で突然途切れます。大阪市側では2車線道路として、西淡路を経由して東三国の新御堂筋まで到達します。 最後の断絶部である正雀の阪急京都線横断部ですが、すでに橋桁仮設が完了。あとは舗装や安全施設等の工事を残すのみで、2023年度内に供用開始の見込みです。国の補助制度である「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」も活用され、半世紀にもおよぶ道路計画は急ピッチで進展を見せています。 なお、十三高槻線の計画自体は、国道170号の辻子交差点からさらに北東へ伸び、上牧駅手前の五領町で国道171号へ接続するものです。淀川に面する前島地区周辺がまだ未開通で、ここに東岸の枚方市から「牧野高槻線」として新たな橋が架けられ、接続する計画になっています。 

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