敵地で先勝も…バイエルン指揮官、PSGの強力攻撃陣を警戒「スペースを与えないことが重要」

 バイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に向けた意気込みを語った。7日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 インテル、バルセロナらと同居したグループCを圧倒的な強さで首位通過したバイエルンは、ラウンド16でPSGと激突。2月14日に敵地で行われたファーストレグでは、フランス代表FWキングスレイ・コマンが挙げたゴールを守り抜き、1-0の勝利を飾った。現地時間3月8日には本拠地『アリアンツ・アレーナ』にて再び“フランスの雄”と相見える。

 前日会見に出席したナーゲルスマン監督はセカンドレグを「PSGが勝ち進むためには少なくとも1ゴール必要だ。おそらく、彼らは序盤から大きな圧力をかけてくるだろう。彼らのスタイルや戦い方は出場する選手によって大きく変わる。ファーストレグではキリアン・エンバペを欠いていたが、彼が出場した途端に、彼らはそれ以前とは異なるプレーをし始めた。攻撃的でオープンな試合になるだろう」と展望。その上で次のようにPSGへの警戒感を示した。

「我々もPSGも爆発的な攻撃力を持っている。彼らがポゼッションを試みた時には、最初の瞬間から物理的な存在感を示し、プレッシャーをかけたいと考えている。セカンドレグで重要になるのは、彼らにスペースを与えないということだ。仮にPSGの攻撃陣にスペースを与えすぎてしまうと、彼らの能力は存分に発揮され、守るのは非常に難しくなるだろう」

 続けて同監督は、今シーズンのCLで未だ全勝をキープしている自身のチームについても言及。「我々は完成度の高いチームで、CLで上位に進出したいと思っている。両チームともに個人のレベルでは似たようなものだと感じている。どちらもトップスターを擁しているからね。しかし、我々は互いを支え合い、チームに全てを捧げるという非常に良い感覚を持ち合わせたチームだ」と自信を語っている。

 ラウンド16屈指の名門対決となったバイエルンvsPSGは、日本時間の9日午前5時にキックオフを迎える。

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